電動モーターサイクル　ENERGICA（エネルジカ）の充電方法

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

今回は、電動モーターサイクルのハイパワーモデルのENERGICA（エネルジカ）の充電方法をお伝えいたします。

マシンのシートをキーで開けていただくと、２か所の充電アクセスソケットカプラがあります。

右側が普通充電のカプラでコネクター規格　ＳＡＥ　Ｊ１７７２　またはＩＥＣ６２１９６－２　Ｔｙｐｅ１　といいます。

これは、ご自宅に単相２００Ｖのコンセントを設置すれば、日本向けに作られたハーネスが車体に付属されてくるので、簡単に充電できます。

この単相２００Ｖであれば、出力電力は３．２ｋｗｈですので、車両のバッテリー容量は２１．５ｋｗｈだとすると

計算では２１．５÷３．２=６．７１８７５　という事でおよそ６~７時間で　０％から満充電１００％になります。

実際にはバッテリー残量が０％という事はあまりないので、もうすこし短い時間で充電完了すると思いますよ。

もう一つ大き目の充電アクセスソケットカプラがありますが、これが急速充電用になります。

今のところ、モーターサイクルで唯一このENERGICA（エネルジカ）にしか装備されておりません。

コネクター規格は　CHAdeMO規格　というもので、日本では高速道路のSAや道の駅などに設置されています。

一般的な急速充電器の場合の出力電力は５０ｋｗｈだとすると、３０分ほどで、バッテリー残量０％のものであれば

８０%ぐらいまで充電できますね。実際に０％から急速充電することはないので、もっと短い時間でチャージ完了という事になると思います。

メーターでバッテリー残量は常にチェックできます。ここですごいところは・・・！

スペースシャトルの４倍以上におよぶアリゴリズム計算式を使い、充電の細かいところまでコントロールしており、バッテリーの充電負担を軽減するために、充電量が９０%を超えると充電圧がスロー化して、バッテリーを保護しながら充電を継続するんですよ。リチウムポリマーを使ったバッテリーは電力を上手に入出力が可能なので、安全で安定した出力を放出できるんですよ。

次回は充電可能なスポットについてご説明いたします。おたのしみに・・・。