掲載日:2009年09月29日 フォトTOPICS
撮影/磯部 孝夫 試乗/バイクブロス×マガジンズ編集部 ムラヤマ
モデルチェンジでさらに上質な雰囲気を手に入れたグランドマジェスティ400。
ここ最近のビッグスクーターの進化はめざましい。少し前までは原付がそのまま大きくなったような印象だったが、現在では徐々に「便利で新しい乗り物」として認識されてきているように思える。今回試乗するグランドマジェスティもその一つで、ビッグスクーターならではの余裕ある収納力とイージーなライディングを武器に、ツーリング性能を高めたモデル。先代では250ccと400ccの2本立てで展開していたが、今回のモデルチェンジで400ccのみに絞られ、シティユースはもちろんグランドツアラー的な側面が強調されている。先代モデルも試乗し、好印象だっただけに新モデルが気になってしまうのは仕方が無いこと。新旧グランドマジェスティ400の違いと進歩、その真実に迫る。
01先代グランドマジェスティから受け継ぐ、便利なセパレート式フロントトランク。大きな収納力が魅力。
02シート下収納は大容量の60リットル。XLサイズのヘルメットを2個収納してもまだ余裕があるサイズだ。
03スクリーンの防風性はかなり高い。また、風切り音の低減性能も良く、クルージング中は非常に快適。
045段階の調整機能がついたバックレストを備えるシート。クッションも肉厚で座り心地は良好だ。
05ブレーキはダブルディスクとなっており、制動力は高い。レバーにはアジャスターが新たに採用されている。
06メーターはオーソドックスな2眼+液晶ディスプレイ。夜間照明は透過タイプで、視認性は良い。
07ラグジュアリーな雰囲気を漂わせるテール回り。まるでカスタムモデルのようなLEDライトを採用している。
08タンデムライダーのステップは広めで余裕がある。また、サイドカバーの形状を変更し、ふくらはぎのフィット感を向上。
09複雑な形状を持つフロントマスクとヘッドライト。先代モデルより引き締まった表情が魅力的。
10タンデムをした状態でも余裕のある走りを見せる。混雑する街中から高速道路までストレスフリーだ。
11モデルの身長は174cm。シート高は760mmで、停車時は片足がべったりと着くため不安感は無い。
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