ホンダ CB400SUPER FOUR(VTEC3)

掲載日:2009年10月30日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

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HONDA CB400SUPER FOUR(VTEC3)

キャブレター+ハイパーVTECの完成形
高いスポーツ性と環境性能を両立

国内市場においてCB400スーパーフォアシリーズは、大きな人気を誇るモデル。教習車として数多く採用されていることからも分かるように、車体やパワーなどのバランスが良好で、多くのライダーにとって扱い易く、それでいて高い性能を発揮してくれるバイクとして有名です。今回ピックアップする「CB400SUPER FOUR(VTEC3)」(以下VTEC3)は、回転数によってエンジンのバルブを休止させる機構をもった「ハイパーVTECエンジン」を採用するネイキッドマシン。先代モデルからスタイリングを変更し、シャープな雰囲気を纏っただけでなく、機構的にも大きく進歩しています。搭載されたハイパーVTECエンジンは、1999年に登場した初代ユニットから数えて3代目となり、2バルブの低燃費と4バルブのエキサイティングなフィーリングを両立するのはもちろん、その過渡特性も改善することで、低回転から高回転までスムーズで扱いやすいパワーフィールを実現しました。現在はより進化した「Revo」エンジンを搭載したモデルへとマイナーチェンジをされましたが、キャブレター仕様のハイパーVTECエンジンの完成形として評価は高く、現在もアフターパーツ類が多数リリースされ続けています。

VTEC3は中古車市場において、在庫数が相当あるものの人気が高いため比較的高値で安定しているのが特徴です。状態もノーマルからフルカスタムまで幅広く、好みにあった車両を探すことも容易。生産終了後間もないモデルということで状態が極端に悪いものも少なく、パーツも安定供給されているため購入後の不安もありません。また、ホンダの看板モデルであるCB400スーパーフォアシリーズは伝統的にトラブルがあまりないため、安心して長く乗れる1台となっています。高い性能と乗り易さを両立するVTEC3は、初心者からベテランから多くのライダーが楽しめるミドルネイキッドとして、もっともおすすめできるバイクのひとつと言えるでしょう。

年式で見る ホンダ CB400SUPER FOUR(VTEC3)

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2003年モデル

バルブ休止機構を採用したハイパーVTECエンジンがSPEC3に進化。車名としてはVTEC無しの初代から現在に至るまで「CB400スーパーフォア」だが、便宜上エンジン名で分けられ、2003~2006年式までは「VTEC3」と呼ばれることが多い。先代モデルよりバルブの切り替わりがシームレスになり、低回転から高回転まで淀みなくスムーズに回るエンジン特性が魅力だ。

  • ● ハイパーVTECエンジンがSPEC2からSPEC3へ変化
  • ● バルブの可変タイミングと点火時期の見直しでよりスムーズなパワー特性を実現
  • ● テール回りのデザインがCB1300SF同様のシャープなスタイルに変更

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2005年モデル

この年より別バージョンとして、カウル付きのCB400スーパーボルドールが導入される。スペックの数値的に大きな変更は無かったが、フロントサスペンションの仕様が変更され、プリロードアジャスターが標準装備となったほか、シートクッションに高密度ウレタンを採用することで、乗り心地が向上している。また、カラーラインナップには往年の名モデルCBXをイメージしたカラーが追加された。

  • ● フロントフォークにプリロードアジャスターが標準装備された
  • ● シートクッションに高密度ウレタンが採用され、乗り心地が向上
  • ● カラーラインナップにCBXをイメージしたカラーを追加

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2006年モデル

最終モデルとなる2006年式では、より安定した点火を確保するためにイグニッションコイルを大型化。外観では前後のウィンカーレンズをスモークタイプに変更し、質感を向上させた。また、前年好評だったCBXテイストのツートンカラーに、パールヘロンブルーを採用した新色を投入し、カラーラインナップを拡充している。スペックなどの主要諸元については、特に変更が無かった。

  • ● 安定した火花供給のためにイグニッションコイルを大型化
  • ● ウィンカーレンズをスモークタイプに変更し質感を向上
  • ● 人気のツートンカラーに新色パールヘロンブルーを追加

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