掲載日:2009年02月08日 名車ライブラリ
1980年代、各バイクメーカーは最強最速を目指し、最新テクノロジーを採用したニューモデルや、世界中のマーケットニーズに対応したニューモデルの開発を積極的に行っていた。CB750FやCB900Fで成功を収めていたホンダはレーシングテクノロジーをダイレクトにフィードバックした究極的市販車を1981年に発表。それがワークス耐久レーサーとスーパーバイクのDNAを持つCB1100Rだ。当時としてこれほど高スペックのマシンを開発したのにはもう1つ理由がある。完全にノーマルのマシンで競われる南半球のロードレース「スワンカップ」での活躍を目指したのだ。これまでのCB900Fではパワー不足との声が現地から寄せられており、そんなニーズに応じて開発された経緯がある。強化されたサスペンションとブレーキ、外装はFRP製のフルフェアリング、タンクに至ってはアルミ製の24リットル仕様が標準装備されているのは驚きの一言だ。
■全長×全幅×全高 = 2,215×770×1,340mm
■軸距 = 1,490mm
■エンジン形式・種類 = 空冷4サイクルDOHC4気筒
■総排気量/ボア×ストローク = 1,062cc/70mm×69.0mm
■圧縮比 = 10.0
■最高出力 最大トルク = 100ps/9,000rpm 8.6kgm/7,500rpm
■始動方式 = セル
■変速機 = 5速
■タイヤ前/後 = 3.50-19 / 130/90-18
■ブレーキ形式 前 = 油圧式ダブルディスク
■ブレーキ形式 後 = 油圧式シングルディスク
■発売当時価格 = -
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