ヒョースン RX125D
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 ヒョースン RX125D

ヒョースン RX125D – DOHCがデュアルパーパスの素質を引き出した

掲載日:2011年03月02日 試乗インプレ・レビュー    

DOHCがデュアルパーパスの
素質を引き出した

RX125Dは韓国のヒョースンモーター製のオフロードバイクだ。4ストロークDOHCエンジンや倒立フォーク、アンダーガードを標準装備。本格的な装備ながら、32万円台(発売当時)というリーズナブルな価格を実現。兄弟車に前後17インチタイヤのRX125SMもラインナップ。知名度はあまりないが、元気のよい125だ。

ヒョースン RX125Dの特徴

ヒョースン RX125Dの画像

試乗ライダーのひとりはライターの三才はるな。身長156cmと小柄なので、オン・オフ問わず足着きには苦労している。もうひとりはガルル編集部の田島真一。身長175cmと恵まれた体格なので、足着き性はあまり気にしたことがないというコンビ。

RX125Dは小排気量ながらオフロードバイクの標準タイヤサイズといえるF21、R18インチを採用。この組み合わせはタイヤの選択肢が広い。OEM装着品はSHINKO製TRAIL MASTERというオンロード寄りのオフタイヤ。

ヒョースン RX125Dの画像

三才「いきなりですけど、平地なら私でも足が届きます。ただ、お尻をずらしてやっと片足つま先立ちができるくらい。だから左右の足を着きかえる際などに不安定さを感じます。エンジンの位置が高いからでしょうか」。身長156cmだと傾斜のあるガレ場での足着きはお手上げ状態だ。エンジンはスタート直後や半クラ時が少しモ~っとしていますね。ストリートだと回転を上げてからクラッチをつなぐ走りになると思いますが、ダートなら滑ることがなさそう」。

田島「そうそう、オフだとちょうどトラクションするくらい。あと、高回転に関しては125ccだと思って見くびっていましたけど、吹け上がりが早くてパワフル。一般道でもスムーズに周囲の流れに乗れます」とDOHCエンジンの感触はすこぶる良い。「加えてオイルクーラーや倒立フォークなど、装備で既存のライバルに差をつける一面を持っていますね」。

ヒョースン RX125Dの画像

街乗りからオンロードツーリング、林道やオフロードコース走行など、様々なシチュエーションで活用できるのがデュアルパーパスの魅力だ。特に125は足着きをさらに良くしたり、荷物を積みやすくするなど、ライダーや用途に合わせたカスタムをしたくなる。RX125Dは、それらの要望に応えたオプションパーツが多数用意されている。どんなシチュエーションでもライダーを裏切らないパワーと装備を持つRX125Dは、原付二種への期待に応える実力を持つ。

ヒョースン RX125Dの詳細写真は次ページにて

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