掲載日:2007年11月28日 試乗インプレ・レビュー
国産バイクメーカー各社がしのぎを削る400ccのクルーザー。スズキでは「イントルーダークラシック」と「ブルバード400」の2シリーズを販売しているが、両車は同じエンジンとシャシーを共用しながら、“クラシック”と“走りのクルーザー”という違いを打ち出している。今回紹介する「イントルーダークラシック」は、2001年にそれまでの「デスペラード」からスズキの400ccアメリカンのバトンを受け継ぐ形で登場。“ロングロー&ベーシック”をコンセプトに、当時人気の高まっていたクラシックアメリカンのテイストを前面に打ち出した。
「デスペラード」シリーズは倒立サスペンションを装着するなど、他社とはやや違うコンセプトが特徴のバイクだったが、「イントルーダークラシック」はリジッド(※注1)に見えるリヤ周りや、タンクオンメーターなど、クラシックアメリカンの定番ともいえるスタイルをとった。一方「デスペラード」の“走りのクルーザー”という独特のコンセプトは、2005年に「ブルバード400」として再び復活している。そのため「イントルーダー」はよりクラシックアメリカンのテイストを強めていき、2007年に登場したのがこの「イントルーダークラシック400キャストホイール仕様」だ。
注1/リアサスペンションがついていないタイプのフレームをリジッドフレームと呼ぶ
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