掲載日:2015年11月05日 日本の絶景100選 › 九州エリア
文・写真/藤原かんいち
撮影場所/熊本県天草市
撮影時期/2011年02月
九州の西部にある100以上の島々からなる自然豊かな天草諸島。その昔、キリシタンへの弾圧、島原・天草の乱など悲しい歴史などあったことからキリシタンの島と呼ばれている。その数は多くはないが、現在でもいくつか教会が残っている。天草で最も早く作られたのが大江天主堂。布教のため来日したフランス人の「ルドビゴ・F・ガルニエ神父」が私財を投じて昭和8年(1933年)に建造したもの。小高い丘の上に立つロマネスク建築の天主堂は美しく、訪れる観光客を魅了している。敷地内にはガルニエ神父の銅像やお墓などのほか、聖地フランスのルルド聖母像とルルドの泉を再現した洞窟などもある。また丘の下には天草キリシタンの歴史を伝える資料館「天草ロザリオ館」があるのでぜひ、こちらにも立ち寄りたい。
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