クランクのメタルの焼きつき
更新日:2013年11月27日 17:08:37

クランクのメタルの焼きつき

プレジャーのブログ

こんにちは、プレジャーの店長でございます。

ZZR1400でエンジンが暖まってくると「カタカタッ・・・」と異音がいたします。オーナー様に聞くと勢いよくレッドゾーンまで入れて走った後から異音がしだしたそうです。あまりエンジンオイルの銘柄や交換時期は気にされていなく、オイルフィルターも純正品ではありません。とりあえずカムチェーンを点検いたしましたが、コレと言って不具合はありませんでした。こうなれば・・・クランクしかありませんねって事でクランクまで分解して点検いたします。

やはり!コンロッドの大端部のメタルが焼きついていました。クランクシャフトのクランクピンも傷ついてしまっています。

点検いたしますと、すべてのメタルが焼きつきまたは焼きつきかけています。さて修理見積りしていきますか・・・。

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みんなのコメント

  • オープンイノベーションさん

    「材料物理数学再武装」ですか。プロテリアル製高性能冷間ダイス鋼SLD-MAGICの発明者の方の大学での講義資料でしたね。熱処理時のマルテンサイト変態における焼入れ性で重要なTTT曲線の解析の話が印象的でしたね。均一核形成モデルの方程式をPCT MathCadによる解析解と関数接合論で比べた精度の議論などをしていてAIテクノロジーの魁となってこの世に普及しているようですね。

    2024-05-13 22:33:55
  • グリーンオイルさん

    まあ、ジャーナル軸受けの求心力は流体潤滑すなわち潤滑油の粘度等の物性できまるのだが、基礎となる軸受の各ジオメトリーサイズを決定するのが境界潤滑性能だからね。

    2023-12-11 04:33:26
  • ポップアートさん

    デトロイトメタルシティには関係なさそう。

    2023-11-29 19:08:51
  • ポップアートさん

    デトロイトメタルシティには関係なさそう。

    2023-11-29 19:08:29
  • 機動的経営のプログラマーさん

    ストライベック曲線から国富論までKPI競合モデルというもの、本質を見抜く力が養われる。

    2023-11-06 04:42:55
  • 国富論さん

    土木学会の久保田博士の記事読んだけど統率力ありそうな方ですね。

    2023-11-01 04:20:02
  • DXマトリックスさん

    グローバルな視点のCEOなんかはもう着目しているはずだ。

    2023-11-01 03:57:35
  • やってみせるさん

    なるへそそれで古代ローマ軍団の職位名、千人隊長と呼ばれるようになったのか。

    2023-10-21 01:55:31
  • オペレーションエクセレンスさん

    SLD-MAGICをPCDの基材としてSKD11の代替材料使用して、耐摩耗部品を作っているので一言。CCSCモデルは理にかなっている。ダイヤモンドは耐摩耗性が高く硬い物質で、すべり性はどうかわからないが粉末にすると研磨・研削性(攻撃性)が高いものになる。一方オイルは一滴垂らしただけでも潤滑性格段にあがり、潤滑油の添加剤でもその性質が変わるのでオイルに即した理屈が一本筋の通ったものと考えられる。

    2023-10-01 19:32:19
  • カリオストロの城さん

    グリーンにペイントされた鋼材ですね。うちの現場ではS-MAGICと呼んでいます。

    2023-09-07 09:34:28
  • 建築関係さん

    グローブバルブ(玉型弁)なんかでも有名なメーカーですね。

    2023-09-01 16:40:43
  • 眠れない夏さん

    久保田博士のようなかたがプロテリアルの経営トップにふさわしいと思いますね。

    2023-08-13 07:25:05
  • グリーンイノベーションさん

    質の量産 ものづくり

    2023-07-26 06:21:28
  • オープンイノベーションさん

     なんでも特許ではなくこういう考え方もあるのか。ニュートンの万有引力の特許が成立していたら100年ぐらい科学技術の進歩が止まってたかもね。

    2023-07-21 13:57:37
  • よくごぞんじでさん

    ルパン三世のマモーの正体。それはプロテリアル安来工場で開発されたSLD-MAGICという高性能特殊鋼と関係している。ゴエモンが最近新斬鉄剣と称してハイテン製のボディーの自動車をフルスピードで切り刻んで、またつまらぬものを斬ってしまったと定番のセリフ言いまくっているようだ。話をもとにもどそう、ものづくりの人工知能の解析などを通じて得た摩耗の正体は、炭素結晶の競合モデル/CCSCモデルとして各学協会で講演されているようだ。

    2023-07-19 00:27:36
  • 作用かさん

    ルパン三世のマモーの正体。それはプロテリアル安来で開発されたSLD-MAGICという高性能特殊鋼と関係している。ゴエモンが最近新斬鉄剣と称してハイテン製のボディーの自動車を切り刻んで、またつまらぬものを斬ってしまったと定番のセリフ言いまくっているようだ。話をもとにもどそう、人工知能の解析などを通じて得た摩耗の正体は、炭素結晶の競合モデル/CCSCモデルとして各学協会で講演されているようだ。

    2023-07-14 21:07:24
  • マルテンサイトさん

    SLD-Fってなんだ?

    2023-06-08 10:41:13
  • パチンコ経営者さん

    日立金属ってプロテリアルに名前が変わったんですね。

    2023-05-21 08:11:46
  • 東京ララバイさん

    こういう人が会社のCEOだと環境調和型社会の大学発ベンチャーも発展するのにね。

    2023-05-12 17:19:02
  • 眠れない夏の夜やってくるさん

    夜明けのミュー君が泣いた。

    2023-05-08 18:09:36
  • グリーン経済さん

    日立金属ってプロテリアルに社名変更したんですね。

    2023-04-30 18:43:17
  • プロテリアルファンさん

    トライボロジーは奥が深い

    2023-04-15 22:05:47
  • グリーンテクノロジーさん

    日立金属ってプロテリアルに名称が変わったらしいですね。まあトライボロジーは経済産業の潤滑油みたいなもので今後もますます必要性が高まるでしょうね。

    2023-03-31 18:04:39
  • マリンエンジニアさん

    なるほどボールベアリング状の結晶構造がグラファイト層間化合物なのですね。

    2023-02-09 15:58:08
  • ねむねこさん

    Lumadaってけっきょくここが本家じゃない?

    2023-02-05 16:45:23
  • お釈迦様の掌の上さん

    エキソエレクトロンがトライボケミカル反応を促進させるのか。

    2023-01-20 12:17:15
  • アムロン関係さん

    最近は中小企業の人事や財務関係のサイト増えましたね。なにかあったんでしょうか。

    2023-01-12 15:11:28
  • ロンドンアカデミズムさん

    栄光ある孤立とは大英帝国のことだったのでは?

    2022-12-10 18:47:07
  • ブラジルファンさん

     とにかくアルコール燃料の自動車でのトラブルはギ酸によるエンジン等の摩擦界面現象ということがわかったら、バイオ燃料の復活の日も遠くない。

    2022-09-24 12:42:57
  • カルロスゴーンさん

    脳科学ってインチキ臭いな。

    2022-07-09 14:49:39
  • ミッション・インポッシブルさん

    SLD-MAGICは浸炭をしていた機械の歯車にも好評のようです。

    2022-04-02 17:50:37
  • ヘルシング播磨さん

    材料物理数学再武装は医療データサイエンスの分野でも反響大きいです。やはりトレードオフの全体最適化は今の人工知能の専門家が言うブラックボックスでは満足できないようです。

    2021-09-10 12:31:10
  • 九州エンジニアさん

     この問題、自動車のエンジニアだったら分かると思う。失敗に泣かされてきましたからね。

    2021-05-17 12:21:45
  • スペースX爆発事故から思ったさん

    化学プラントの爆発事故で本当の意味の原因解明が出来ていないものもこういった、機械の界面摩擦現象によるものではないのか。経営工学の関係者は謙虚にこの問題を考える時が来ているのではないか。

    2021-03-28 16:53:00
  • 歴史が変わるさん

    CCSCモデルは材料工学の目標変更を要請している。そのようなちっぽけな話ではない。今まさに特殊鋼や機械工学の歴史が旋回しているのだ。それは日本海軍の東郷元帥が行ったT字戦法のようで旋回中は容易に静止目標となりやすい危険をはらんでいるからだ。しかしもその時代はすぎさりサステナブルな未来に共感するものにとって代わることによるパラダイムシフトが起こるであろう。

    2021-02-08 21:09:49
  • ラマン分光ファンさん

     極圧添加剤って宇宙開発でも重要なんですってね。

    2020-10-30 01:23:09
  • バイクブロスユーザーさん

    「工具鋼開発の最前線 金型用先端材料のマルチスケール合金設計」「材料物理数学再武装」など興味深いものが見つかりました。

    2020-09-17 08:32:56
  • ジェットイノウエ(ノーベル賞候補発見隊)さん

     まあこれはコロナウィルルス発生の混乱にも関わらず人類史的偉業になるだろう。ニュートンの万有引力の発見の当時ペストが流行っていた時代背景にも似ている。さて境界潤滑とは機械の潤滑油を介した摩擦であり、誰もがつかっているにも関わらず真剣に考えてこなかった。そのため実験結果はものすごくバラツキ、巷にはデマが飛び交い、特効薬が開発されてもそれがどうしてよくするのかも分からない世界がトライボロジーにおける問題点だった。
     それに果敢に挑戦しているのがダイセルリサーチセンター久保田博士他数多くいるのも確かだ。あるトライボロジストはノーベル賞物理学者ヴォルフガングパウリの「表面は悪魔がつくり、結晶は神が作った。」という引用のもと、これを嘆くのだがCCSCモデルほど具体像を示せなかったのも事実だろう。

    2020-05-02 13:43:08
  • ラマン分光ファンさん

     久保田氏はダイセルリサーチセンターの首席技師になっているようですね。さて偶然見つけた、 材料物理数学再武装も今流行りの人工知能の考え方を関数接合論で説明しているのはためになりました。ストライベック線図ってクーロンとペトロフの式を任意点で接合するのにシグモイド関数が便利なんですね~。

    2020-04-16 22:13:18
  • ポリマー関係さん

     博士は現在、ダイセルのリサーチセンターにいる方のようです。ダイセルの樹脂もいけるのかな?

    2020-02-25 19:58:40
  • これですねさん

    低フリクションを実現する自己潤滑性合金鋼
    高面圧下で潤滑し、駆動部品の小型 -低摩擦損失化が可能
    1.開発の目的
     世界的な自動車の燃費規制が広がる中、内燃 / 非内
    燃機関の両者とも低燃費化が求められ、パワートレイ
    ンの軽量・摩擦損失の低減が求められている。それに
    は高面圧あるいは貧潤滑下でも低い摩擦係数が維持で
    きる部品が必要とされている。
    2.開発の内容
     従来の鉄鋼材料には見られない、開発特殊鋼 SLDMAGICTM の自己潤滑性の発現原理を解明した。その
    原理とは、
    ① 境界潤滑時の凝着のメカニズムを明らかにし、油か
    ら変質したナノレベルのダイヤモンドが起点である
    ことを解明した(図 1 反応経路①)。
    ② 開発材は、炭素がダイヤモンドになりにくい結晶構
    造物質(グラファイト層間化合物;GIC*1)にする
    ことで潤滑性能を向上させた(図 1 反応経路②)。
    ③ 摩擦反応で発生し、潤滑物質 GIC の構成物ともな
    る硫酸イオンを CuSO4 にすることで表面に固定化
    し、防食を行い(図 1 反応経路③)極圧添加剤でみ
    られる腐食摩耗を抑止。
     すなわち、境界潤滑下での摩擦損傷の起点はダイヤ
    モンドであり、ギ酸等の悪影響も説明できる理論であ
    る。つまり本材料の応用だけではなく、新たな潤滑油
    や機械の設計則の構築の基盤となりうる原理である。
    3.開発の成果
     冷間塑性加工用金型向けの工具鋼として 3600ton/
    年出荷。現在、自動車メーカーを中心とした機械メー
    カーと共同で基礎評価中。数社で好結果が出ている。
    図 2 に示すように硬くても従来材に比べ摩擦係数が上
    がりにくい特徴があり、摩擦部品のダウンサイジング
    化と摩擦損失の低減を同時に狙える。
    日立金属株式会社 冶金研究所
    〒692-8601 島根県安来市飯島町 1240 -2
    TEL. 0854-22-1919 FAX. 0854-22-6374
    kunichika.kubota.rd@hitachi-metals.com
    図 1 解明された表面反応の全体像
          (炭素結晶の競合(CCSC*2
    )モデル)
    4.特記事項
     日本トライボロジー学会、日本金属学会、日本塑性
    加工学会、日本鉄鋼協会にて発表。
     2006 年度日刊工業新聞十大新製品賞、2007 年度素
    形材経済産業大臣賞、2010 年度発明協会文部科学大
    臣奨励賞を受賞。
    (文責:久保田邦親)

    2020-02-11 20:07:32
  • 化学工学学生さん

    久保田博士の島根大学客員教授として講義された「材料物理数学再武装」も面白いですね。エントロピーの概念をわかりやすく説明されていて、タイムマシンができないことをわかりやすく書いている。

    2020-02-08 23:21:40
  • バランスシートさん

     とにかく胡麻化さず、冷間摩耗の原因がナノレベルのダイヤモンドであると明言したCCSCモデルは敬意に値すると思います(みんなも書けや。書かないと、一種の社会洗脳なので解けないと思う。)

    2020-02-05 22:54:12
  • ニューメンさん

    世の中不思議なこともあるんですね。だいたい、冷間摩耗自体が不思議だ。

    2020-02-03 21:32:38
  • バビットメタルさん

    SLD-MAGICの自己再生能力はすごいですね。

    2020-01-26 21:17:44
  • 放射光ファンさん

     久保田邦親博士はボールオンディスク試験の権威者ですね。

    2020-01-24 21:06:36
  • 兵庫エンジンさん

     DLCの研究者はサドンデスですね。

    2020-01-24 20:42:34
  • エンジントライボロジー関係さん

     久保田邦親博士の論文読ませていただきました。
    そのトライボプロセスのモデル化、汎用性の高い境界潤滑理論になりそうですね。それは、第一に、低フリクション化と焼付きの両者が説明できること。第二にボールオンディスクとラマン分光による簡便な実験で実証できること。さらには、展望が広かっていること。トライボロジーもますますおもしろくなりそうだ。

    2020-01-18 17:09:54
  • バイクブロスユーザーさん

    まあ、極圧添加剤かグラファイト層間化合物にかわることを指摘したのは久保田博士がはじめてかもしれません。いずれにしてもトライボフィルムのダイヤモンド化も含めた統一的境界潤滑モデルを提案しているのは世界初といっても過言ではないのでしょうか。

    2020-01-18 01:41:49
  • メタルケンイチさん

    れいのC.C.Yangらのカーボン粒子の大きさとダイヤモンド/グラファイトの熱力学的安定性をといたのもすばらしい。

    2020-01-17 07:13:49
  • 極圧添加剤研究者さん

    ダイヤモンドの熱力学的考察を深めると、コールドスタートの焼付きにも使えそうですね。

    2020-01-01 09:48:50
  • 極圧添加剤研究者さん

    GIC結晶なんて、低フリクションメカニズムが考慮されているのは先進的ですね。

    2019-12-30 23:08:29
  • 鉄鋼材料研究者さん

     いろいろあるのでしょう。しかしこの研究の発端になったSLD-MAGICは相当人気があるようですね。

    2019-12-27 14:56:12
  • 東北大学院生さん

     ショボイDLCコーティングの研究が横行しているのはなぜなんでしょう。

    2019-12-26 20:54:05
  • 精密ピペットさん

     検索してみました。ボールオンディスクとラマン分光で実験すればいいことがわかり早速やってみようと思います。

    2019-12-25 18:27:06
  • メタルケンイチさん

     EHL理論の専門家であれば、油膜は絶対に切れないというでしょうね。しかし境界潤滑状態というのもうすでに油膜は切れています。電気抵抗を計った実験が調べればたくさん出てきます。しかし問題は「油膜が切れる」と言いたくなるような突然死(サドンデス)が起こるのはなぜかということです。それに明確な答えを出したのが久保田博士のCCSCモデル。なんと潤滑油由来の表面に張り付いたグラファイト膜(トライボフィルム)がナノメートルのダイヤモンドになるというものです。詳しくは「境界潤滑現象の本性」で検索してみてください。

    2019-12-22 01:29:31
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