満を持して
POSH Faith【ポッシュフェイス】のブログ
おはようございます。
以前からずっと開発中となっておりました
W800用PCMステンレスメガホンマフラー。数多くの方からのお問い合わせを頂いていながら
なかなか市販化できずにいました。
構成パーツの製作に手間取ってしまいごめんなさい。
ようやっと。ようやっとこさ市販化に向けた、量産第一号機が完成しました!!
タンクに張ってある矢印マーク、気にしないで下さいw
エキパイの焼け、まだらですが、気にしないで下さいw
ほんと、量産試作第一号機なんで、パイプ曲げ行程の工場から抜き取ってきたんです。
脱脂が十分できてなかったんです。
量産はバフ仕上げのエキパイです。
え?
車輌がW650じゃないかって?
そうなんです。
W800用として開発していたマフラー、途中からW650も適合範囲に入れてしまおうと設計変更などをしていた為、市販が遅れてしまいました。
申し訳ございませぬ。
そして、W800の仕様で加速走行騒音試験へ挑んでまいります!
800で取れるんだから、650なら余裕でしょ?
と声が聞こえてきそうですが、実はその逆で、650で加速走行騒音(平成19年騒音規制)に
合致させるのは容易ではないんです。
W800はそもそも平成19年騒音規制に合致する設計として、カワサキさんから出てきてますが
W650の販売されていた頃の規制の方が、ゆるいんです。
つまり、車輌側でそこまで設計が加味されていないのです。
W650の発売していた時期には加速走行騒音と言う規制がなかったんです。
ですが、現在の騒音規制値内に収める事が出来れば、より厳しい基準値をクリアーした
末永く使っていただけるマフラーが作れるんじゃないかと。
ちなみに、騒音規制についての詳しい記述はJMCA全国2輪車用品連合会のページを
ごらん頂ければわかりやすいかと思います。
マニュアルなどに記載されている諸元表を元に申請申し込み用紙に記入していきます。
もちろん受かる為のベストを尽くします。
今回はW800の仕様のまま挑みますので、サイレンサー内部などは全てW800。
なのでやる事はないのですが、それでもね。
事前に測って安心したいじゃないですかw規制値内に収まるかどうか。
近接音量はね、いいんですよ。大丈夫なんで。
これは測定方法が割りと簡単につくれます。
一般の方でもちょっと広くて静かな場所へ移動すれば
正確じゃなくてもほぼ正確な数値を把握できます。
車検に挑む前とか確認しておくと良いですよ。
測定工具なんかも、最近はi phoneのアプリなんかで騒音測定アプリが
ありますので、(結構つかえるみたいです)
条件だけ確認して測定してみてはいかがでしょうか?
問題は加速走行騒音なんです。
この騒音測定基準を作り出すには公道はおろか
相当に広大な土地もってないと無理w
一発勝負です。
と言う訳でドキドキ試験、いってきま~す。