ホンダ | HONDA シャドウ750 | Shadow 750

車輌プロフィール

アメリカンクルーザーのシャドウ750は、1997年から2001年までの初代モデルと、2004年から2012年までの2代目モデルに、大別される。ともに排気量745ccの水冷4ストV型2気筒OHC3バルブエンジンを搭載しながら、初代(RC44)はチェーンドライブ式、2代目(RC50)はシャフトドライブ式を用いていた。1997年3月発売のRC44型は、シャドウ400と同時に登場しており、車体ベースを400と共有。シャドウ750は、スティード600用のエンジンを583ccから745ccまで拡大して搭載していた。2001年モデル(2000年11月発売)では、シート高を20ミリ下げるとともに、二次エア導入システムを採用して平成11年排出ガス規制に適合した。フルモデルチェンジを受け、RC50型となった2004年モデルのシャドウ750(2003年12月発売)は、既出の通り、シャフトドライブ式を採用。メンテナンスフリー化が図られていた。また、フレームも新設計され、ホイールベースは30ミリ長くなり、シート高は15ミリ下げられた。2008年モデルからは、燃料噴射方式をキャブレターからフューエルインジェクション(PGM-FI)にチェンジ。2010年モデルからは、ABS搭載仕様車が追加設定されたが、このABS仕様車は、リアブレーキにもディスク式が採用されていた(非搭載車は機械式リーディングトレーリング)。なお、ABS仕様車の型式はRC56。ブレーキが異なるため、型式も異なっていた。

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