ホンダ | HONDA シルクロード/CT250S | Silk Road

車輌プロフィール

隊商がラクダを連ね、西と東、ローマ帝国と中国を結んだ通商路、絹の道、シルクロード。そんなロマンあふれる名前がつけられたトレッキングモデルが登場したのは、1981年3月のことだった。不整地走行用だが、たわむれにも専用コースに出るようなバイクではなく、道を選ばず、舗装路も未舗装路も関係なくゆったりとしたツーリングを楽しむ、それがシルクロードの特徴だった。搭載されたのは、248ccの空冷4スト単気筒OHC4バルブエンジン。5速ミッションながら、通常の1速目に加えてスーパーローギアを設定。傾斜角30度の激坂や砂地などで使うための特別なギアだった。旅バイクということで、始動はセルフスターターのみ。標準状態のシートはソロタイプであり、後部には大きな荷物を積むためのキャリアが装備されていた。余談だが、喜多郎のオープニングテーマが印象的なNHKのドキュメンタリーシリーズ「シルクロード」の放送開始は、このモデルが登場する前の年、1980年のことだった。

ホンダ Silk Roadのユーザーレビュー・写真
 
飽きの来ない相棒

満足している点

トコトコ、ノンビリ走る事が出来るスーパーローギア(実際あまり出番は無いのだが・・・) 
トレッキングスタイル。 実用的なリアキャリアにエンジンガード 足付き性の良さ。 疲れ難いシート。 ニョロニョロスクランブラ~マフラ~。 白バイみたいなリヤフェンダー
カラーもケバケバしさが無く、オッサンや女性が乗っても違和感無し。

不満な点

高速は、正直言ってしんどい。 
フライホイールのギアが消耗し易い。 スターターの空回り  キックが無い。

これから購入する人へのアドバイス

メカに自信の無い(私の様な)方は、旧車に詳しい、面倒見の良い修理屋さんやマニアと仲良くすることをお勧めします。長く乗るには オークションや解体屋巡りでスペアパーツの確保も重要ですね。
唯、林道走るだけなら、最新式のセロー等の方が壊れ難いし、パワーも有るし、手入れも楽でしょう。
それでも欲しい方は、手間隙や故障も含めてシルクライフを楽しみましょう。他のオーナーも指摘されている様にエンジンオイルのメンテに加えて、バッテリーのメンテも怠らない様にしましょう。弱ったバッテリーでスターターを回すと、メカの消耗も早くなる様です。 ドラムブレーキなので、ディスクの効きに慣れた方は、要注意!  では、楽しいバイクライフを!

総合評価: 5
年式:1981年  燃費:一般道:30.0km/L  高速道:35.0km/L
投稿者:北摂のAki
投稿日:2016-02-20 20:17:27
手放せなくて困る

満足している点

未舗装の林道をのんびり走るのが好きなので、オフ車っぽくないスタイルが便利。都心在住のため林道へは結局、高速に乗るが、この点でもオフ車よりラク。服装を選ばない。以前、乗っていたセローに比べ全然お尻が痛くならない。ドラムブレーキなのでハンドル上の「ブレーキオイルタンクの腐食」が起こるわけがない。代わりになるバイクがないので、結局手放せない。

不満な点

シルクロードというワイルドな名前の割に、エンジン始動がセルしかないこと。ロゴがシール、など全体的に安っぽい仕上がり。高速で○20kmくらい出すと回転が8000を超え、エンジンが壊れるんじゃないかと心配になる。

これから購入する人へのアドバイス

古いバイクはパーツがない、とは言いますが、希少と言われるエンジンガード、ピリオンシート、純正キャリアなど、全部ヤフオクで手に入りました。なので、そうした装飾品よりも、何かあった時いちばん高くつくエンジンやフレームの状態を重視した方がいいと思います。セルが滑る車体も重篤な病気につながるので注意です。

総合評価: 5
年式:1981年  燃費:一般道:20.0km/L  高速道:20.0km/L
投稿者:bassdog
投稿日:2010-04-17 01:54:37
10年も乗っている

満足している点

オン・オフ問わずどこでも走れ、林道のガレ場でも、1速の更に下にある【スーパーローギヤ】で、ほとんどクリアできる。純正のアップマフラーは、川渡りも可能で、しかも燃費が良い(リッター30)。

不満な点

林道でリヤが暴れることがある。持病だが、やはりエンジオイルが垂れてくる。高速道は苦手。

これから購入する人へのアドバイス

足つきが恐ろしく良く、トライアルもどき遊びもでき、街乗りでのトルクもまぁ十分。満足している。なので、10年も乗っている。

総合評価: 4
燃費:一般道:0.0km/L  高速道:0.0km/L
投稿者:
投稿日:2009-01-14 21:23:00