ホンダ | HONDA スーパーカブ110プロ | Super Cub 110 PRO

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

スーパーカブ110プロは、スーパーカブ110をベースにしたビジネスユースの積載能力向上モデルとして、2009年に登場した。17インチホイールのスーパーカブ110とは異なり、小径14インチホイールを前後に採用し、小回りが利くようになっているのは、入り組んだ住宅街での取り回しを考慮してのことだった。2012年にフルモデルチェンジを受け、スーパーカブ110とともに中国・新太洲ホンダでの生産となったが、2017年10月のモデルチェンジとともに、再び国内生産(熊本製作所)に戻された。2020年モデルでは、テールライトを変更した。2022年には、フロントのディスクブレーキ化とABS(アンチロックブレーキシステム)の装備、キャストホイール化とチューブレスタイヤの採用、メーターへのギアポジション表示などの仕様変更を受けた。

ホンダ Super Cub 110 PROのユーザーレビュー・写真
 
遊び心のない完全実用車

満足している点

まず、ノーマルでの積載力は最強クラス。リアキャリアがとても大きいため、段ボール・米袋・液晶テレビなんでも乗せれます。フロントキャリアは籠になっていて適当に放り込めますし、フロントに積載を増やすことで前後の荷重バランスを変えることもできます。ハンドル右側にウィンカースイッチが付いているので、左手を使わずに運転することもでき、料金所では左手で財布を仕舞いながら加速できるのは少し便利だと思いますね。小回りも利くので狭い道に迷いこんでも転回して引き返すことも簡単です。スピードメーターケースについてるライトを手元灯として使えるのも他のカブにないメリットでしょうか。ヘッドライトのように明るすぎないので、地図をみたり、配達リストを確認するのにはかなり役立ちます。視認性の高いメーターもいいポイントです。脚付きは110クラスのカブでは一番のいいと思います。股下70強の自分ではどんな状況でも両足がべったり着くので安心できます。シート高さ自体も低いので、不整地を走っていても低重心で、脚付きの良さと軽さもあってとても安心感があります。そしてカブ全般に共通することですが、燃費
が良くて軽く、どんな道でも入って行ける気軽さももちろんありますね。

不満な点

まずウインカースイッチです。右にあって左右にスライドさせるタイプで、その上プッシュキャンセルがありません。ウインカースイッチを操作するきはアクセルを一定にしたままでないと無理です。アクセルを回しながら、ウインカーを点灯したり、消灯することができないのが不満点ですね。合流の場面では不満です。次にリアキャリアの後が跳ね上がっているところです。新聞配達のときにリアキャリアから新聞が落ちない目的でこのような形状になっています。が、これが色々と邪魔です。リアキャリアの大きさを超えるものを乗せると、干渉してしまいます。3つ目の点はオーバーハング事故を起こしやすい点です。フロントキャリアの前にヘッドライトが出っ張っているので、ヘッドライト周囲を回りにぶつけそうになることが多いです。ほかのバイクなら前輪が前にあるものにぶつからなければ、前にある障害物を避けて曲がることができます。カブプロの場合は、前輪はぶつからなくても、ヘッドライトがぶつかりそうになります。ほかのバイクから乗り換えた人だと、狭い場所での旋回での感覚に注意が必要でしょう。4つは目カブらしくない前からの見た目です。ここら辺は好き嫌いがわかれそうです。自分はカブっぽくないんだけど、嫌いにはなれないという感じです。私個人としては蒸気機関車で言えば9600形を見たときのような感じを受けます。5つ目は外見的に旅をしているという感じがしないところでしょうか。できるだけ積載を減らして神戸から九州まで走ったときに、誰一人として話しかけられなかったのですよ。同じことをクロスカブでやったら、そういう機会が何度があると思っています。荷物が少ないと外見上旅をしているように見えません。不満とはいえないですが、ちょっと寂しさあるところです。積載をしまくれば旅をしているという感じは出そうですが…。6つ目はヘルメットロックが小さすぎて、フルフェイスヘルメットをかけることが困難です。フルフェイスで乗ることを前提としていないから、こんなことになっているのだと思います。フルフェイスで乗るなら、別にフルフェイス対応のロックを付けるかした方がいいでしょう。

これから購入する人へのアドバイス

通勤通学や近距離ツーリング、積載量、ノーメンテでの耐久性を重視するなら、カブの中ではプロをお勧めします。逆に、主にツーリング用途で、遠距離、未舗装路を走るのならクロスカブ・ハンターカブの方がいいと思います。ハンドル形状やシート高などは、彼らの方が、カブプロよりもツーリング用途に向いています。ノーマルのスーパーカブはその中間といったところでしょうか。

総合評価: 5
年式:2020年  燃費:一般道:56.0km/L  高速道:0.0km/L
投稿者:みのて
投稿日:2021-07-07 12:12:26
青カブII:JA07 インプレッション!

満足している点

昨年10月、新車購入6年目で約15,000㎞程乗った初号機(初代青カブ君!)を、中部地方周遊ツー!の最終日、自宅から約35㎞程北にある国道(新道)の変形三叉路の“一旦停止”に気が付かず突入、全損廃棄にした為の2代目です。

このスーパーカブ110のJA07型は最後の国産で、既に中華製のJA10型に代わって5年目に入っていることもあってJA07の新車購入は不可能な為、Netで走行距離の少ないJA07タイプの110プロを探した結果、9,500㎞強走行した本バイクに宮城から輿入れ頂きました。

初号機の事故が対向車の後部に引っ掛けた上で横っ飛びにバイクごと飛んだ挙句、道路にドン!と落ちただけでさほど滑ってはいなかったので、初号機に搭載したカスタム部品等はほとんど無事で、大半がそのまま移装出来た為、初号機と同様のカスタマイズに工賃だけで安価に出来たことが幸いでした。

不満な点

週末、港湾地区の車のいない直線道路で高速性能の確認試験をしてきましたが、1~3速の力強さと伸びの良さに比べ、4速目の高速の伸びがイマイチで、この調子だと最高速も85 ㎞/h程度ではないのか?と危ぶんでいる次第です。
前回の練馬別宅ツー時に薩陀峠越えルートを見つけましたので、由比バイパスを通らないでも下道オンリーで愛知⇔東京間の行き来が出来ることは確認しましたが、それでも時間の都合等で国1Rバイパス等に入る時、最高速度80㎞/hでは心許なさ過ぎます。

この青カブII、ドライブギア等は初号機のモノに交換してありますので初号機の高速仕様には準拠していると思うのですが、宮城では地方道を主体にノンビリ、マッタリ走っていたバイクだったのかも知れません。

はてさてどうしたものやら、、、。

これから購入する人へのアドバイス

このJA07型スーパーカブ、110も110プロも国産最後の車種として人気があるらしく、当方も9.500㎞強走った5年落ち青カブIIを新車価格の85%ほどで購入していますが、先日Netに出ていたのは1,000Kmチョイ走った110が新車価格の30%増しで出ていましたので、JA07タイプの購入を考えられている方は、ある意味、覚悟が必要かも知れません。www


PS、記載しました燃費ですが、まだ2回目の給油をしておりませんので、取敢えず初号機最後の燃費を記入しておきました。
悪しからず!

総合評価: 4
年式:2011年  燃費:一般道:57.0km/L  高速道:0.0km/L
投稿者:Kamezy
投稿日:2017-04-20 06:55:18
カブプロ JA07 ハンターカブ仕様

満足している点

前後14インチから17インチ、マフラーをOUTTEXのアップマフラーに変更。ハンターカブ仕様にしています。
スタイルが自分好みになり大変満足しています。
元々110ccを武川の125ccボアアップキットを組んでいることもあり、車の流れには問題なく乗れますし、坂道もトルクがありガンガン走れます。最高速は100km/h近くは出ます。
ツーリング時、普通のワインディングを走る分には飛ばしたとしても50~55km/Lぐらい、センターラインの無い狭い見通しの悪い山道では45km/Lぐらいは走ってくれます。

不満な点

カブがというよりボアアップしたことによりハイオク仕様になったのが、ちと痛い。
長所であり短所なのがロータリーシフト、普通に走る分は楽でいいのですが、ワインディングを飛ばしたいときにはクラッチがあるほうがやはり楽しいですね。

これから購入する人へのアドバイス

ほかにもバイクを持っておりますが、小排気量でないとできない楽しみ方があるので、セカンドバイクに持っても後悔しません。
特にカブは荷物も乗るしキャンプツーリングにお勧めです。

総合評価: 5
年式:2009年  燃費:一般道:52.0km/L  高速道:0.0km/L
投稿者:RS8199
投稿日:2016-08-21 19:49:42
タフな110プロ

満足している点

思った以上に加速がよい、
郵政仕様と同じらしく、強力なヒートグリップで気温0度近くでも
凍えない。
 積載能力がハンパでない。
キャンプ道具積んで、一般道をのんびり気ままなツーリングに
出かけたくなる。
 社有車にしたので現場監理7つ道具が余裕で持っていけます。
4輪が止められない現場でも機動力発揮。頼もしい相棒。
50ccの呪縛から解放されているので一般道が楽ちん。

不満な点

ターンシグナルスイッチがアクセルグリップ横で
イマイチ使いづらい。
 左プッシュキャンセルにしてほしい。

これから購入する人へのアドバイス

大型バイクを所有している方が
スーパーカブに乗ると、そのギャップの違いに
ニンマリ。

総合評価: 5
年式:2015年  燃費:一般道:60.0km/L  高速道:0.0km/L
投稿者:コーラルシー
投稿日:2016-03-01 22:23:01
乗ったら最後、手放せない!

満足している点

・予想以上に早い!
110ccもあれば一般道で車の流れにのる事ができるので十分な能力
最高速度は90km/hくらいかな。

・ガッチリとした作り
速度を上げても振動が少なく、ハンドルもブレない
普通に使ってたらまず壊れないような気がする。

・両手いっぱいの荷物が全て乗る!
フロント、リアと大量の荷物が搭載できるので街での買い物に便利。
また、箱だらけになってもカブの魅力に変化は無い!

・車の2倍以上の距離を走ると思えばお得・・・かな?
個人的には40km/Lでも満足しているが、他のカブ主様に比べると悪い方だとは思う
常にフルアクセルで走る癖を直さなければ・・・

・悪路を選んで突き進む。
小柄で取回しが楽な事もあり、「行き止まりなら戻ればいいや。」と言った感じで
どこにでも行けちゃう気持ちになってしまう。
低速から高速(80km/h)まで楽しく乗れるバイクです。

・アイデア次第ではどうにでもなる。
豊富なパーツで自分だけのカブを作れちゃう
バイク用品以外のパーツが付いているなんて事も当たり前。
それがカブ!

・キック機能が標準装備
バッテリーが上がったってエンジンが起動できてしまう、
この安心感もカブならでは。

・小型自動二輪(AT限定)免許でも乗れるMT車
クラッチが無いのでAT免許でもMT車に乗れてしまう。
MT車の仕組みが分からない人はとりあえずカブで走ってみてはどうだろうか?

不満な点

・フロントのカゴは大きいけれど・・・
2009年式はフロントキャリアがハンドルと連動しているので
重い荷物を入れると操作が難しくなってしまう。
中国生産に変わってから車体にキャリアが付く様になった様なので改善はされたみたい。
もっと早く気が付いてほしかった。

・ガソリン満タンで500円なり!
タンク容量はもっとほしかった。
私の運転だと満タンから150km以上は走るけど遠出するには物足りないサイズ
街乗り用として作られているからこんなもんかもしれないが・・・

・色選びも楽しみの一つと思うんだ。
一色しか無いのは選ぶ楽しみも減ると言う訳で、
ビジネスタイプだから無難な色しか無いのは理解できるが
黄色、ピンク、薄緑とか4種類くらいは出してほしかった。
自分で塗装すれば良いんだろうけど、新車で買っていきなり塗装するのはどうかと・・・
せめてコケて傷が入ってからにしたい。

これから購入する人へのアドバイス

当初は積載性に魅力を感じて購入を決めましたが、今は走る事が楽しく
通勤、買い物、トコトコツーリングと色々な事に利用しています。

走ってみて一番驚いたのは作りの良さでした。
速度を上げても振動が少なく、ハンドルもブレない。
「ぶつけない限り壊れないんじゃないの?」とも感じました。

スピード狂には向いていませんが、速度を出さないトコトコソロツーリングには
最高の乗り物です。
お土産もたくさん積んで帰る事ができますよ。

私はこの110Proが初めてのカブでしたが、今後も長く大切に乗って行こうと考えています。
もし修理できない程に壊れてしまったら、また新しいカブを買うと思います。

こんなに面白いバイク、簡単には手放せない!

総合評価: 5
年式:2009年  燃費:一般道:40.0km/L  高速道:0.0km/L
投稿者:まじん
投稿日:2013-08-05 23:59:06
Pride of HONDA! Pride of Made in JAPAN!

満足している点

1.世界に冠たるスーパーカブの高信頼性と高燃費性を引き継いでいます。
2.郵政赤カブの民生バージョンであるので、取り回しの良さは折り紙付きです。
3.基本、配達車仕様なので、積載性には定評があります。
4.高速道路や自動車専用道路こそ走れませんが、110ccエンジンなので、それなりの幹線道路や山道まがいの林道等でも走行に問題はありません。
5.原付2種とはいえ道路交通法上は小型自動二輪なので、30km/h速度制限や2段階右折等原付の呪縛からは開放されています。
6.でも、駐輪場等は、話を通せば原付スペースに入れてもらえます。w
7.日本全国、街だろうと山だろうと違和感無く、風景に溶け込みます。
8.日本全国、何処にツーリングに行っても急な修理で困ることはない!と先輩カブ主サマたちが仰せです。w
9.ポン付けパーツから本格的改造パーツまで正規/非正規パーツの種類が豊富なだけで無く、改造CUB屋さんも多く存在する為、ご自身のコンセプトに合わせたオリジナルCUBが作れます!

不満な点

1.燃料タンクが4L+αと小さいため、高燃費を誇るカブでも巡航距離が250km程しかない。 ← ベトキャリ+タンクバックに1L携行缶の常備携帯で対応!
2.ロンツーやキャンツーに適したカブですが、カブは“ご近所乗り/近距離配達用”といったコンセプトから製造元が脱却出来ていない(?)ので、HONDAバイクナビであるGathers Mを取付ける仕様になっていない。← Netパーツショップと近所のバイク屋さんで対応しました!
3.USB端子や外部電源コンセント等を設け、非常時にイザとなったら発電機として使えるようにして欲しい。← お役所や地方自治体に“災害対策車”という新しいコンセプトで売り込めると思うんですけどね。w
4.110ccであるが故に125cc以下のバイク規制から逃れることは出来ない。← ボアアップやエンジン載せ替え等改造に専門スキルが必要(???)。

これから購入する人へのアドバイス

スピードを気にせず、チンタラトコトコ走れるバイクは他にありません! 
じいさんがシャレで乗るには最高のバイクです。色々な意味で“遊べます!”w

長い歴史を誇るCUBとして国産最後のモデルです。←ウソでした。リトカブはまだ熊本で組み立てられています。w

PS、 このバイクブログに110PROのユーザーインプレが一件もないってのがちょっと寂しくて当方のインプレを投稿しましたが、当方にとってこれが初めてのバイクなので、余り当てにはなりませんん。w

また、高速走行時の燃費ですが、もちろん青カブでは高速道路には入れませんので何とも言えません。でも、東京往復等でバイパス走りが増えると、58km/l程まで下がります。w

 * 先日、当レビューの編集を掛けた時、バイクの年式が年式不明と表示されるようになりました。
 編集ページではきちんと表示されているのですが、編集を終了すると年式不明表示となります。バグですかねぇ???

 因みに年式は、2011年です。

総合評価: 5
年式:2011年  燃費:一般道:62.0km/L  高速道:58.0km/L
投稿者:Kamezy
投稿日:2013-07-08 23:27:05