ホンダ | HONDA ズーマー | ZOOMER

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

2001年6月に発売されたZOOMER(ズーマー)は、それまでスクーターの利便性の中核となる「収納」という要素をズバリと切り捨て、バイクっぽくいえば「ネイキッド」スタイルのスクーターとして登場した。当時、ホンダ社内に設けられたNプロジェクトという若い研究者によるチームの2作目だった(1作目はエイプ)。クレアスクーピーの4ストユニットを使いながら、スチールパイプのフレームや「バハ風」の2眼ライト、極太タイヤを履き、無骨だけど、どこか愛嬌のあるスタイリングを持っていた。ここから10年以上にわたって生産されたが、マイナーチェンジは1度きり。2007年10月に、排出ガス規制(当時)に対応するため、燃料供給方式をキャブレターからインジェクション(電子制御式)に変更した際のみだった。それだけ当初のスタイリングの完成後が高かったということだ。2011年の10周年記念モデルを経て、翌年のカラーチェンジを最後に、モデルヒストリーに幕を下ろした。

2012年 ZOOMER ファイアリーオレンジ(カタログメイン)ファイアリーオレンジ
2012年 ZOOMERファイアリーオレンジ 2012年 ZOOMERシャスタホワイト 2012年 ZOOMERカムフラージュグリーン-R 2012年 ZOOMERブラック
カラーチェンジ
2012年モデル
ホンダ ZOOMER

初登場時のようなオレンジと、ブラウンカラーのシートが組み合わされたホワイトを新色として設定し、継続生産のブラック及びグリーンと合わせて4色展開となった。(最終モデル)

基本スペック

タイプグレード名 ZOOMER
モデルチェンジ区分 カラーチェンジ
型式 JBH-AF58
発売年 2012
発売月 2
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1860
全幅 (mm) 735
全高 (mm) 1025
ホイールベース (mm) 1265
最低地上高(mm) 145
シート高 (mm) 735
車両重量 (kg) 87
最小回転半径(m) 1.9
乗車定員(名) 1
燃料消費率(1)(km/L) 75.0
測定基準(1) 国交省届出(30km/h走行時)
原動機型式 AF69E
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 49
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
内径(シリンダーボア)(mm) 37.8
行程(ピストンストローク)(mm) 44
圧縮比(:1) 12
最高出力(kW) 3.1
最高出力(PS) 4.2
最高出力回転数(rpm) 8500
最大トルク(N・m) 4
最大トルク(kgf・m) 0.41
最大トルク回転数(rpm) 5500
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料供給装置形式 PGM-FI
燃料タンク容量 (L) 4.8
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 360.0
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 CR8EH-9
搭載バッテリー・型式 YTZ7S
バッテリー容量 12V-6Ah10HR
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 0.7
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 0.6
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30
クラッチ形式 乾式・多板
変速機形式 Vベルト式・無段変速
変速機・操作方式 自動変速
1次減速比 3.500
2次減速比 3.916
フレーム型式 アンダーボーン
キャスター角 26.3
トレール量 (mm) 75
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 120/90-10
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 57
タイヤ(前)速度記号 J
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 130/90-10
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 61
タイヤ(後)速度記号 J
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 3.0
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 3.0
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.75
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 1.75
ヘッドライト定格(Hi) 15W/15W
ヘッドライトタイプ(Hi) PH7
テールライト定格(制動/尾灯) 10/5W
車両装備:センタースタンド