ホンダ | HONDA ライブディオSR | Live Dio SR

車輌プロフィール

ライブディオSRの発売は、1994年2月。ベースモデルのライブディオ登場から2週間ちょっと後のことだった。ディオシリーズにおける「SR」モデルの位置付けは、初代ディオ、2代目スーパーディオと同様で、前輪に油圧式ディスクブレーキを採用したスポーティ仕様という位置づけ。但し、スーパーディオ時代に、スポイラーなど若者向けの装備を与えられた「ZX」が登場しており、スポーティ仕様としてのイメージリーダーの立場は失っていた。とはいえ、より落ち着いたスタイル(カラーリング)で、ディスクブレーキの安心感を得たいというニーズに応えるものだった。エンジンは、吸気・排気効率を高めた新設計の2スト単気筒49ccを搭載。ベースモデルのライブディオ同様に低中速回転重視の出力特性が与えられていた。その他、無段変速機の設定、タイヤの仕様も、ライブディオと同一(ZXとは別)だった。ライブディオSRは、95年モデルと96年モデルでカラーチェンジを受けた後、ラインナップから外れた。(ZXじゃない)ライブディオに、油圧式の前輪ディスクブレーキが搭載されたためだった。

1994年 Live Dio SR (カタログメイン)
1994年 Live Dio SR 1994年 Live Dio SR
新登場
1994年モデル
ホンダ Live Dio SR

ライブディオのフロントブレーキを、油圧式ディスクとしたのが、ライブディオSRだった。ベースモデルのライブディオ、若者向けスポーツ仕様のライブディオZXの中間モデルで、エンジンのセッティングや変速比、タイヤなどは、実用モデルのライブディオと同一。

基本スペック

タイプグレード名 Live Dio SR
モデルチェンジ区分 新登場
型式 A-AF35
発売年 1994
発売月 2
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1675
全幅 (mm) 615
全高 (mm) 995
ホイールベース (mm) 1145
最低地上高(mm) 105
シート高 (mm) 700
乾燥重量 (kg) 70
車両重量 (kg) 75
最小回転半径(m) 1.8
乗車定員(名) 1
燃料消費率(1)(km/L) 46.3
測定基準(1) 30km/h走行時
原動機型式 AF34E
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 49
内径(シリンダーボア)(mm) 40
行程(ピストンストローク)(mm) 39.3
圧縮比(:1) 7.1
最高出力(PS) 7
最高出力回転数(rpm) 6500
最大トルク(kgf・m) 0.79
最大トルク回転数(rpm) 6250
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 PB2E
燃料タンク容量 (L) 5.3
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 245.3
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 BR4HSA
点火プラグ必要本数・合計 1
バッテリー容量 12V-3Ah
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 1.30
クラッチ形式 乾式・多板・遠心
変速機形式 Vベルト式・無段変速
変速機・操作方式 自動変速
フレーム型式 アンダボーン
キャスター角 25°40′
トレール量 (mm) 72
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 3.00-10
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 42
タイヤ(前)速度記号 J
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 3.00-10
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 42
タイヤ(後)速度記号 J
タイヤ(後)タイプ チューブレス
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.25
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.00
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:燃料計
車両装備:パーキングブレーキ
車両装備:ヘルメット収納
車両装備:シート下収納(シート下トランク)
車両装備:キャリア