満足している点
・個性的なスタイリング(『ゾロ』のルーフを付けるとさらに。)
・座り心地の良いシート(ただそのポジションから、長く乗ると腰が疲れるので、
自作の背もたれを付けていました。)
・高い積載能力、後部の52リットルのパニアケース(購入時装着されていました。
ルーフを付けるとバランスが良くなります。)後席にもルーフの後ろの支柱と、
背もたれを利用することで、大きな荷物でも安定して取り付けることができました。
・ルーフの装着による高い耐候性能。雨、日差し、風圧など。
・なんといっても、日本のスクーターの中では珍しく、乗り味のあるスクーターでした。
最後まで飽きませんでした。(長いホイールベースと、低いフレーム剛性の成果でしょうか?)
不満な点
・12インチのフロントホイールによる低い操縦安定性。10年の所有期間中2度
パニックブレーキをかけて転倒しました。
・ルーフの装着による開放感の減少(ツーリング時にはルーフ部分だけを
取り外して乗っていました。)
・踏みにくいフットブレーキ、足をのせているとすぐに疲れてきます、
かといって前に足を投げ出していれば緊急時には間に合いません。
ハンドブレーキを自作しました。
これから購入する人へのアドバイス
1993年通勤用として『ジャイロキャノピー』を購入しました。その後通勤時に路駐していた車が後方確認せずに動き出し、側面を接触されて転倒し、全損扱いとなってしまいました。そんな訳でキャノピーの購入以前から気になっていたゾロのルーフを付けられるフュージョンに乗り換えることにしました。
最近またフュージョンの独特の乗り味を思い出すようになり、また乗ってみたくなっています。
本当に良いスクーターでした。一言で言うと、その乗り味はスクーター界の古いアメ車と言ったところです。
主に雨の日の通勤に使用していましたが、10年が過ぎ機関は問題ありませんでしたが、外装が気になり始め売却しました。 売却時走行距離:3万6千キロ
投稿者:ネッガー