ホンダ | HONDA CR125R

車輌プロフィール

CR125Rは、ホンダの2ストエンジン搭載のモトクロス競技専用モデル。1979年モデルから、2005年モデルまで継続してラインナップされた。125ccクラスの2スト単気筒エンジンを搭載しているところは一貫しているが、毎年のように仕様変更を受け続け、パフォーマンスを向上させていった。その中には、空冷だったエンジンの水冷化(1981年モデル)、フロントにディスクブレーキを採用(84年モデル)、リアもディスクブレーキ化(87年モデル)、倒立フォーク(90年モデル)、アルミツインチューブフレーム採用と5速ミッション化(98年モデル)など数々のトピックスが存在した。前身モデルは、エルシノアCR125M(1970年-)で、後継モデルは、CRF250R(2004年-)。CRF250Rは4スト250ccながら、モトクロスレースの出場規則上では、2スト125ccと同クラスにあたるので、後継モデルとして差し支えなかった。※CR125Rは競技専用車であり、ナンバーを取得して公道を走行することはできない。

1999年 CR125R (カタログメイン)
1999年 CR125R
マイナーチェンジ
1999年モデル
ホンダ CR125R

リードバルブの材質を、樹脂製からカーボン製に変更した。フレームとエンジンの結合ボルトを、8ミリから10ミリに拡大し、剛性をアップさせた。

基本スペック

タイプグレード名 CR125R
モデルチェンジ区分 マイナーチェンジ
型式 JE01
発売年 1998
発売月 8
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2157
全幅 (mm) 828
全高 (mm) 1269
ホイールベース (mm) 1465
最低地上高(mm) 338
シート高 (mm) 943
乾燥重量 (kg) 87.5
乗車定員(名) 1
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 124.8
2スト・吸気形式 クランクケースリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm) 54
行程(ピストンストローク)(mm) 54.5
圧縮比(:1) 8.8
最高出力(PS) 41
最高出力回転数(rpm) 11500
最大トルク(kgf・m) 2.76
最大トルク回転数(rpm) 11000
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 PJ15N
燃料タンク容量 (L) 7.5
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
エンジン潤滑方式 混合給油(2スト)
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
変速比 1速 2.357/2速 1.867/3速 1.579/4速 1.333/5速 1.130
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 アルミツインチューブ
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントサスペンションストローク(mm) 308
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアホイールトラベル(mm) 319
タイヤ(前) 80/100-21
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 51
タイヤ(前)速度記号 M
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 100/90-19
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 57
タイヤ(後)速度記号 M
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ