ホンダ | HONDA スーパーホーク3 | SUPER HAWKⅢ
まるでCB750Fのような外装デザインのスーパーホーク3は、1980年8月に発売された400ccクラスのスポーツモデル。ホーク3 CB400Nの上位機種にあたるが、ホーク2 CB400T以来続いてきた「モデル名にCB400が入る」という流れは、ここで断ち切られ、単に「スーパーホーク3(スリー)」というのが正式な名称となった。とはいえ、一連の400ccホークシリーズに連なるモデルだということは明らかで、極端なショートストローク型の395cc空冷4スト並列2気筒OHC3バルブエンジンは共通。デザインや車体構成はホーク3 CB400Nとほぼ同じ。スーパーホーク3では、リアブレーキもディスク化されて、ブレーキキャリパー内のピストンが2個になり、ジュラルミン鍛造のセパレートハンドルを装備した。また、後年では当然の仕組みとなる、イグニションキー内蔵のハンドルロック機構も備えていた。400cc並列2気筒のホークシリーズは、このスーパーホーク3で終了。ホンダの400ccスポーツは、VF400F(1982年)から、V型2気筒時代が始まった。