ホンダ | HONDA ホークⅢ CB400N | HAWKⅢ CB400N

車輌プロフィール

ホンダホークのニューモデルとして、1978年8月に発売されたのが、ホーク3(CB400N)だった。立ち位置としては、77年発売のホーク2をもとに、走行性能を高めたバリエーションモデルというもので、シートカウルを備えたスポーティないでたちが特徴だった。機構面での変更は、ミッションが6段リターン式になったことと、前輪ブレーキがダブルディスク式になったこと(リアはロッド式のリーディングトレーリングのまま)。395ccの空冷並列2気筒OHC3バルブエンジンがビッグボアのオーバースクエア型だったことや、最高出力が40ps(9,500回転時)であることなどは、ホーク2に同じ。なお、ホンダのホークシリーズは、1977年5月のホーク2に始まったが、ホーク1も輸出専用モデルとして存在していた。ホーク3の後にホーク4は登場せず、スーパーホーク3(1981年)へと続いていった。

1979年 HAWKⅢ CB400N シルバー(カタログメイン)シルバー
1979年 HAWKⅢ CB400Nシルバー 1979年 HAWKⅢ CB400N(サイドビュー)
マイナーチェンジ
1979年モデル
ホンダ HAWKⅢ CB400N

セミフラット形状のハンドル、ホーク2よりも後退したステップ位置、タンクからシートカウルまでの流れるようなデザインなど、いかにもスポーツバイクらしいスタイルだった。

基本スペック

タイプグレード名 HAWKⅢ CB400N
モデルチェンジ区分 マイナーチェンジ
型式 CB400N
発売年 1979
発売月 7
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2115
全幅 (mm) 740
全高 (mm) 1105
ホイールベース (mm) 1395
最低地上高(mm) 165
乾燥重量 (kg) 171
車両重量 (kg) 184
最小回転半径(m) 2.2
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 36.0
測定基準(1) 60km/h走行時
原動機型式 CB400NE
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 395
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 3
内径(シリンダーボア)(mm) 70.5
行程(ピストンストローク)(mm) 50.6
圧縮比(:1) 9.3
最高出力(PS) 40
最高出力回転数(rpm) 9500
最大トルク(kgf・m) 3.2
最大トルク回転数(rpm) 8000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 14
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 504.0
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 D8EA
点火プラグ必要本数・合計 2
搭載バッテリー・型式 YB12A-A
バッテリー容量 12V-12Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 3.0
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 3.125
2次減速比 2.250
変速比 1速 2.733/2速 1.947/3速 1.545/4速 1.280/5速 1.074/6速 0.931
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 17
スプロケット歯数・後 36
チェーンサイズ 530
標準チェーンリンク数 100
フレーム型式 ダイヤモンド
キャスター角 27°00′
トレール量 (mm) 100
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 3.60-19
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)速度記号 S
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(後) 4.10-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)速度記号 S
タイヤ(後)プライレーティング 4PR
ホイールリム幅(前) 1.85
ホイールリム幅(後) 1.85
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.75
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.50
ヘッドライト定格(Hi) 50W/40W
テールライト定格(制動/尾灯) 23W/8W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計
車両装備:センタースタンド