ホンダ | HONDA ワルキューレツアラー | Valkyrie Tourer

車輌プロフィール

1998年11月に、1999年モデルとして新登場したワルキューレツアラーは、96年から国内販売されていたワルキューレの別仕様モデルだった。ワルキューレとの差異は大型のフロントスクリーンと左右のサドルバッグを装備したこと。モデル名通りのロングツーリング仕様という位置付けだった。メカニズムやシャシー構成は同一なので、ゴールドウイング(GL1500SE)用をベースにした1,520ccの水平対向6気筒エンジンやホンダのアメリカン初となる倒立フォークなどは共通だった。また、同時にワルキューレのマイナーチェンジも行われ、後退機構(リバースシステム)はワルキューレツアラーにも装備され、平成11年排出ガス規制にも適合していた。日本国内では、2000年モデルまで設定された。なお、ワルキューレ(Valkyrie)とは、古い北欧の神話に登場する女性神のこと。ワーグナー作曲「ニーベルングの指輪」の「ワルキューレの騎行」でも知られる。

2000年 Valkyrie Tourer ブラック(カタログメイン)ブラック
2000年 Valkyrie Tourerブラック 2000年 Valkyrie Tourer(タンクエンブレム拡大イメージ)
カラーチェンジ
2000年モデル
ホンダ Valkyrie Tourer

従来のツートーンからモノトーンのブラックへと変更するとともに、タンクエンブレムをワルキューレの名称の由来である女神をイメージした形状に変更した。 ※日本向け最終モデル

基本スペック

タイプグレード名 Valkyrie Tourer
モデルチェンジ区分 カラーチェンジ
型式 BC-SC34
発売年 2000
発売月 3
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2555
全幅 (mm) 980
全高 (mm) 1462
ホイールベース (mm) 1690
最低地上高(mm) 155
シート高 (mm) 740
乾燥重量 (kg) 335
車両重量 (kg) 359
最小回転半径(m) 3.3
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 21.5
測定基準(1) 60km/h走行時
原動機型式 SC34E
原動機種類 4ストローク
気筒数 6
シリンダ配列 水平対向(ボクサー)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 1520
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
内径(シリンダーボア)(mm) 71
行程(ピストンストローク)(mm) 64
圧縮比(:1) 9.8
最高出力(kW) 73.6
最高出力(PS) 100
最高出力回転数(rpm) 6000
最大トルク(N・m) 132.4
最大トルク(kgf・m) 13.5
最大トルク回転数(rpm) 4500
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 VPK0
燃料タンク容量 (L) 20
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 430.0
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 DPR8EA-9
点火プラグ必要本数・合計 6
搭載バッテリー・型式 YTX14-BS
バッテリー容量 12V-20Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 4.3
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 3.5
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 3.7
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 1.591
変速比 1速 2.666/2速 1.722/3速 1.291/4速 0.964/5速 0.805
動力伝達方式 シャフト
フレーム型式 ダイヤモンド
キャスター角 32°10´
トレール量 (mm) 152
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
タイヤ(前) 150/80R17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 72
タイヤ(前)速度記号 H
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 180/70R16
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 77
タイヤ(後)速度記号 H
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 3.5
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 5.0
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計