ホンダ | HONDA MBX80インテグラ | MBX80 INTEGRA

車輌プロフィール

MBX80インテグラは、水冷2スト79cc単気筒エンジンを搭載したフルフェアリング装備のロードスポーツバイクとして、1983年6月に発売された。前年に、日本国内向けモデルにフェアリング(カウル)の装備が認められたことを受けて、ホンダはCBX400Fインテグラを皮切りに、フェアリング装備の「インテグラ」を拡充しており、MBX80インテグラもその流れの中にあった。エンジンの最高出力は12psで、これは燃焼効率のすぐれた半球型燃焼室やスムーズな吸気をもたらす整流板付4葉式リードバルブ、大型エキゾーストチャンバーの採用などによるもの。また、すぐれた路面追従性をもたらすプロリンク式のリアサスペンションや、高い制動力を発揮するデュアルピストンキャリパー装着の油圧式ディスクブレーキなど、ロードスポーツバイクにふさわしい充実した装備を採用していた。もちろんフェアリングは、風防としてライダーを走行風から守っていた。

1983年 MBX80 INTEGRA (カタログメイン)
1983年 MBX80 INTEGRA
新登場
1983年モデル
ホンダ MBX80 INTEGRA

原付2種スポーツに設定されたフル・フェアリング装備モデル。姉妹モデルのMBX50/MBX50Fは、カウルなし→アンダーカウルのみ→ヘッドライトカウル+アンダーカウル、までの設定だったが、MBX80インテグラは、いきなりのフル・フェアリングモデルとなった。79cc水冷2スト単気筒エンジンを、セミダブルクレードルに搭載。ミッションは6段リターン式。タンク容量は12リッター。

基本スペック

タイプグレード名 MBX80 INTEGRA
モデルチェンジ区分 新登場
型式 HC04
発売年 1983
発売月 6
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1980
全幅 (mm) 685
全高 (mm) 1125
ホイールベース (mm) 1265
最低地上高(mm) 160
シート高 (mm) 780
乾燥重量 (kg) 92
車両重量 (kg) 104
最小回転半径(m) 2.0
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 60.0
測定基準(1) 50km/h走行時
原動機型式 HC04E
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 79
内径(シリンダーボア)(mm) 49.5
行程(ピストンストローク)(mm) 51.4
圧縮比(:1) 7.3
最高出力(PS) 12
最高出力回転数(rpm) 9000
最大トルク(kgf・m) 0.97
最大トルク回転数(rpm) 8500
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 PF26
燃料タンク容量 (L) 12
満タン時航続距離(概算・参考値) 720.0
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 B8ES
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 YB3L-B
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 1.20
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
変速比 1速 3.545/2速 2.333/3速 1.722/4速 1.380/5速 1.173/6速 1.041
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 15
スプロケット歯数・後 36
チェーンサイズ 420
標準チェーンリンク数 116
フレーム型式 セミダブルクレードル
キャスター角 25°30′
トレール量 (mm) 73
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 2.75-18
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(後) 3.00-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 6PR
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計