ホンダ | HONDA MB5

ホンダ
 | HONDA
 MB5

車輌プロフィール

1980年6月に発売されたホンダ・MB5は、前年に発売されたMB50のバリエーションモデルだった。MB50は、ホンダ初の2ストエンジン搭載原付ロードスポーツで、49cc空冷2スト単気筒エンジンが発生する7.0psの高出力と、特徴的なフレームワーク、前輪ディスクブレーキなどを組み合わせた本格派だった。そこから派生したMB5の特徴は、ハンドルがセミアップタイプに変更されていたことと、小物入れが新設されていたこと。乗車姿勢がアップライトなものになり、長距離走行も楽だとされた。余談ながら、MB50に対し、MB5というのは、非常に分かりにくい上に、MB50のタンクに書かれた車名は「MB-5」で、ますます分かりにくい。MB5は、シートカウルに「MB5」と記されていること見分けられた。ハンドル形状は、見比べれば分かるぐらいの差異だった。

1980年 MB5 (カタログメイン)
1980年 MB5 1980年 MB5
新登場
1980年モデル
ホンダ MB5

MB50は個性的な車体デザインと高性能2ストロークエンジンを搭載したスポーツ車で、MB5はそのセミアップハンドル仕様だった。軽快な走行性と操縦性が好評を博し、幅広い用途に応えていた。キックスタートのみ。5段ミッション、フロント油圧式ディスクブレーキ。

基本スペック

タイプグレード名 MB5
モデルチェンジ区分 新登場
型式 AC01
発売年 1980
発売月 6
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1880
全幅 (mm) 705
全高 (mm) 1025
ホイールベース (mm) 1215
最低地上高(mm) 160
乾燥重量 (kg) 78
車両重量 (kg) 87
最小回転半径(m) 1.8
乗車定員(名) 1
燃料消費率(1)(km/L) 65.0
測定基準(1) 30km/h走行時
原動機型式 AC01E
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 49
2スト・吸気形式 ピストンリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm) 39
行程(ピストンストローク)(mm) 41.4
圧縮比(:1) 7.9
最高出力(PS) 7
最高出力回転数(rpm) 9000
最大トルク(kgf・m) 0.56
最大トルク回転数(rpm) 8000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 9
満タン時航続距離(概算・参考値) 585.0
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 B8HS
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 6N2-2A-8
バッテリー容量 6V-2Ah
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 2.10
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 4.117
2次減速比 3.307
変速比 1速 3.083/2速 1.882/3速 1.400/4速 1.130/5速 0.960
動力伝達方式 チェーン
チェーンサイズ 420
標準チェーンリンク数 106
フレーム型式 バックボーン
キャスター角 25°00′
トレール量 (mm) 70
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 2.50-18
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(後) 2.50-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 4PR
ホイールリム幅(前) 1.4
ホイールリム幅(後) 1.4
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.75
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.25
ヘッドライト定格(Hi) 25W/25W
テールライト定格(制動/尾灯) 17W/5.3W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計