ホンダ | HONDA NS50Fエアロ | NS50F AERO
NS50Fエアロは、1987年2月から発売された原付1種のスポーツモデル。搭載されたのは、最高出力7.2psを発揮する49ccの水冷2ストロークエンジン。前後17インチホイールのフルサイズシャシーは、ライダーが自然体で乗車できるもので、主に若年層のユーザーから熱い支持を集めた。前輪の油圧式ディスクブレーキや軽そうなアルミキャストホイールも、スポーツモデルらしさを特徴づけていた。なお、同じ年の6月には、同じエンジンのNSR50が登場するが、NSR50は前後12インチのミニサイズスポーツで、競合するモデルではなかったが、買う側からすれば、悩ましい選択だった。89年のマイナーチェンジを機に、車名から「エアロ」が抜けて単にNS50Fとなった。90年モデルまで設定され、翌年、フルカウルでメットインスペースを持つNS-1が登場した。