ホンダ | HONDA VTR250-F | VTR-F

車輌プロフィール

2013年3月に新登場したVTR-Fは、VTR(1998年-)のバリエーションモデル。ネイキッドスタイルのVTRをベースに、高速道路での快適な走行を目的としたコンパクトなハーフカウルを装着したものだった。ヘッドライトにY字デザインのマルチリフレクターを採用した精悍なフロントマスクは、少し前(2012年11月)に発売されていたCBR250R(MC41)と共通イメージの「VFR1200F風」のもの。メーターは、ネイキッドのVTRとは異なり、専用設計の多機能液晶ディスプレイを備えていた。1982年に始まり、以来連綿と続いたVT250シリーズのカウルつきモデルとしては、1990年代初頭のゼルビス(XELVIS)以来、約20年ぶりの登場となった。翌年にマイナーチェンジを受けて、ラジアルタイヤを採用した。なお、正式なモデル名は「VTR-F」だが、VTR同様に、250ccクラスであることを明示するために、この項ではVTR250-Fも併記した。

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