ホンダ | HONDA ドリームCB500T | DREAM CB500T

車輌プロフィール

1974年(昭和49年)12月に発売されたドリームCB500Tは、並列2気筒エンジンを搭載したCB-T(ツイン)シリーズの最高峰モデルだった。排気量498ccの空冷4スト並列2気筒エンジンは、同時代のCB550フォア(4気筒)がOHCだったのに対し、DOHCのカム駆動方式を採用。2気筒の最高峰らしいハイメカニズムを搭載していた。このエンジンは、ミッションがニュートラルに入っているとき、またはクラッチが切れた状態のときのみ作動するセーフティスターターを採用していた。メインキーは使いやすい両面キーで、乗車姿勢のまま操作可能なハンドルロック兼用。フレームはセミダブルクレードル、5速ミッション、フロントディスクブレーキ、オドメーター&トリップメーター、タコメーターを装備していた。

1974年 DREAM CB500T ブラウン(カタログメイン)ブラウン
1974年 DREAM CB500Tブラウン 1974年 DREAM CB500T(サイドビュー)
新登場
1974年モデル
ホンダ DREAM CB500T

2気筒マシンの最高モデルとして開発され、信頼性の高いDOHCハイメカニズムエンジンを塔載。ニュートラル時、またはクラッチを切った状態のときのみ作動し、飛び出しを防ぐセーフティスターター、乗車姿勢のまま操作ができるロック兼用センターイグニッションスイッチ、扱いやすい両面キーを採用していた。

基本スペック

タイプグレード名 DREAM CB500T
モデルチェンジ区分 新登場
型式 CB500TE
発売年 1974
発売月 12
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2150
全幅 (mm) 835
全高 (mm) 1135
ホイールベース (mm) 1410
最低地上高(mm) 140
車両重量 (kg) 206
最小回転半径(m) 2.3
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 36.0
測定基準(1) 60km/h走行時
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 498
カム・バルブ駆動方式 DOHC
内径(シリンダーボア)(mm) 70
行程(ピストンストローク)(mm) 64.8
圧縮比(:1) 8.5
最高出力(PS) 41
最高出力回転数(rpm) 8000
最大トルク(kgf・m) 3.8
最大トルク回転数(rpm) 7000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 16
満タン時航続距離(概算・参考値) 576.0
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火プラグ標準搭載・型式 B7ES
点火プラグ必要本数・合計 2
搭載バッテリー・型式 YB12A-A
バッテリー容量 12V-12Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 2.8
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 3.304
2次減速比 2.200
変速比 1速 2.277/2速 1.521/3速 1.230/4速 1.000/5速 0.844
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 セミダブルクレードル
キャスター角 63°
トレール量 (mm) 110
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 3.25-19
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)速度記号 S
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 3.75-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)速度記号 S
タイヤ(後)プライレーティング 4PR
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 1.85
ホイールリム幅(後) 1.85
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.00
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.50
ヘッドライト定格(Hi) 50W/40W
テールライト定格(制動/尾灯) 23W/8W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計
車両装備:センタースタンド