ホンダ | HONDA CRF300L

車輌プロフィール

CRF300Lは、2021年のニューモデルとして、海外市場向けに登場したオフロードモデルだった。2012年からラインナップされていたCRF250Lがモデルチェンジを受ける形で設定されたもので、基本的な構成は、CRF250Lから受け継いだものだったが、水冷単気筒DOHCエンジンの排気量は、それまでの249ccから286ccに拡大されていた。この排気量アップは、ピストンストロークを55ミリから63ミリに延長(ロングストローク化)することで得られたもので、欧州での環境規制ユーロ5にも適合していた。フレームやスイングアームなども改められ、ボディワークも変更されたが、日本市場向けに登場した2021年モデルのCRF250L(MD47)がLEDヘッドライトを採用したのと異なり、引き続き、ハロゲンライトを採用していた。そのため、CRF300Lのフロントマスクは、日本向けのCRF250Lとは異なるものとなった。2025年モデルでマイナーチェンジを受け、欧州規制のユーロ5+(プラス)に準拠した。また、フロントマスクは日本でのCRF25L同様のLEDヘッドライトを中心にしたものになっていた。※日本市場未発売

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