ホンダ | HONDA ビジョン110 | VISION110

車輌プロフィール

ビジョン110は、主に欧州市場で販売されたタウンコミューターだった。2012年モデルで新登場し、幾度かの仕様変更を受けながらも、基本コンセプトを変えることなく、ラインナップされた。新登場は2012年モデル。欧州向けのコミューターモデルらしく、日本などで主流の12インチよりも大径のホイールを採用し、凹凸のある路面での走行安定性を求めていた。スチールチューブのアンダーボーンフレームに搭載された空冷式の4スト単気筒OHCエンジンの排気量は、108cc。2017年モデルからは、環境性能の高いeSPエンジンとなり、アイドリングストップも装備した。2021年モデルでは、欧州の環境規制、ユーロ5に準拠した新しいエンジンを搭載。新エンジンは、ボア×ストロークが変更されて(ロングストローク型になり)排気量は109.5ccへとわずかに拡大された。ブレーキはフロントがディスク式で、リアはドラム式。前後連動式のコンビブレーキが採用されていた。2021年モデルからは、スマートキーシステムも採用した。2025年モデルで欧州の環境規制ユーロ5+をクリアするとともに、USBタイプCの充電ソケットを備えた。

2025年 VISION110 Pearl Snowflake White(カタログメイン)Pearl Snowflake White
2025年 VISION110Pearl Snowflake White 2025年 VISION110Candy Luster Red
マイナーチェンジ
2025年モデル
ホンダ VISION110

欧州市場向けコミューター、ビジョン110の2025年モデル。現地の環境規制ユーロ5+(ファイブ・プラス)に準拠するとともに、USBタイプCの充電ソケットを備えた。

基本スペック

タイプグレード名 VISION110
モデルチェンジ区分 マイナーチェンジ
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 1925
全幅 (mm) 686
全高 (mm) 1125
ホイールベース (mm) 1280
最低地上高(mm) 175
シート高 (mm) 785
車両重量 (kg) 100
最小回転半径(m) 1.8
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 109.5
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 47
行程(ピストンストローク)(mm) 63.1
圧縮比(:1) 10
最高出力(kW) 6.4
最高出力回転数(rpm) 7500
最大トルク(N・m) 9
最大トルク回転数(rpm) 5750
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料供給装置形式 PGMFI
燃料タンク容量 (L) 4.9
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
搭載バッテリー・型式 GTZ6V
バッテリー容量 12V-5.0Ah(10HR)
エンジンオイル容量※全容量 (L) 0.8
クラッチ形式 自動遠心
変速機形式 Vベルト式・無段変速
変速機・操作方式 自動変速
フレーム型式 チューブラースチール・アンダーボーン
キャスター角 26°30′
トレール量 (mm) 71
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
フロントフォーク径(φ) 31
フロントホイールトラベル(mm) 90
懸架方式(後) ユニットスイング式
ショックアブソーバ本数(後) 2
リアホイールトラベル(mm) 85
タイヤ(前) 80/90-16
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 43
タイヤ(前)速度記号 P
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 90/90-14
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 46
タイヤ(後)速度記号 P
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 1.85
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 1.85
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:燃料計
車両装備:前後連動式ブレーキ
車両装備:アイドリングストップ
車両装備:USBポート
車両装備:シート下収納(シート下トランク)