ホンダ | HONDA ホーク イレブン | HAWK 11

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

HAWK11(ホークイレブン)は、特徴的なロケットカウル(FRP素材)を備えたカフェレーサースタイルのロードスポーツとして、2022年4月に発表され、同年9月に発売された。初めて公開されたのは、発表に先立つ3月の大阪モーターサイクルショー2022であり、翌週の東京、その先の名古屋でも先行公開された。搭載しているのは、CRF1100Lアフリカツインやレブル1100、NT1100と同系の並列2気筒1,082ccエンジンで、ロケットカウルといういささか古風なスタイルを持つバイクとして、このエンジンは、セミダブルクレードルフレームに搭載された。先に挙げた3機種は、6速マニュアルミッション(6MT)と自動変速のDCTをラインナップした(NT1100の日本向けはDCTのみ)が、ホーク11は、6MTのみをラインナップ。電子制御スロットル(ライドバイワイヤ)、エンジン出力やエンジンブレーキなどを制御するライディングモード選択(4タイプ)などのエレクトロニクスデバイスも装備した。当時としては珍しい日本市場専用モデルだった。※2023年12月に生産終了となった

ホンダ HAWK 11のユーザーレビュー・写真
 
DON'T THINK FEEL!(考えるな、感じろ)

満足している点

・何と言ってもモダン風ロケットカウル。流行の完全クラシック風では無く、流麗なカウルとエッジが利いたタンクが最高。カスタム感満載の純正ミラーが手に当たる風を軽減させてくれ冬の辛さが和らぐ。(高速道路でも自転車で走ってる程度)
・馬力がブレンボが・・・とかどうでも良くなるほど走って楽しい。速く走れるのではなく下手でも下手なりに楽しく走れる。
・セパハンだが比較的楽な前傾具合(ハヤブサやXSR900GP並)。身長163cmでこれなら170cm以上あればツアラー状態では?このエンジン搭載兄弟車中最軽量で1100ccなのに出し入れが苦にならない。
・走行モードが素晴らしい。レインは街乗りでも400ccのように扱い易く、スタンダード→スポーツと豹変し、まるで別のバイクになったよう。
・希少車。滅多に見ない車種だから他人とカブりにくくて目を引くし、がっつりバイクウェアでも街着でも服装を選ばず何でも合う。

不満な点

・跳ね上げテールも短いテールも好みでない。年配者向けならストファイ的要素は要らんかった・・・
・6軸センサーやクイックシフターどころか、クルーズコントロールすら設定無しは非常に残念。グリップヒーターとUSBでさえオプション。
・少しシートが高く(820mm)163cmが安心して乗るにはローダウンが必要。
・エンジンがスムーズすぎるかな。振動に鈍感な自分としてはもっとビックツインの振動感が強くても良い。ハンドルのインナーウエイトとバーエンドウエイトを外しステップをラバー無しに変えたが振動は全く気にならない。

これから購入する人へのアドバイス

・完全ノーマルで乗るにしてもレバーやペダル位置は体に合わせて調整する方が良い。感性を重視するならその小さな差が顕著に現れる。
・初乗りインパクトよりも長く乗って感じる良さの方がはるかに大きく、体がポジションに慣れてからがより楽しくなるよ。このバイクを買って後悔するのは「スポーツバイクの雰囲気より安楽ポジションを優先したい人」だね。そういう人はアップハンにすれば楽しいと思う。
・前傾が緩めとはいえスポーツバイクのポジションなので、『ネイキッド以上の前傾は嫌、250SSやツアラーが限界』なら当然向かないので素直にアドベンチャーバイク乗るべき。

総合評価: 5
年式:2022年  燃費:一般道:21.0km/L  高速道:26.0km/L
投稿者:ごじら
投稿日:2024-12-27 10:42:29