ホンダ | HONDA エルシノアCR125M/2 | ELSINORE CR125M/Ⅱ

ホンダ
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 エルシノアCR125M/2 | ELSINORE CR125M/Ⅱ

車輌プロフィール

エルシノアCR125Mは、昭和48年(1973年)3月に発売された市販モトクロスレーサー。前年に発売されていたCR250Mに続くものだった。エンジンは、排気量123ccの空冷2スト単気筒で、セミダブルクレードルフレームに搭載され、6速ミッション、前21/後18インチのホイールが組み合わされていた。1976年にはモデルチェンジを受け、CR125M2が登場し、エンジン出力アップやサスペンションストロークアップなど、性能を大きく向上させた。CR125M登場の直後(5月)には、公道走行用(ナンバー付き)のエルシノアMT125が発売された(別項)。なお、「エルシノア」という名称は、カリフォルニア州ロサンゼルス南東のエルシノア湖(レイクエルシノア)近くで行われていたオフロードレース「エルシノア・グランプリ」に由来した。

1976年 ELSINORE CR125MⅡ (カタログメイン)
1976年 ELSINORE CR125MⅡ
フルモデルチェンジ
1976年モデル
ホンダ ELSINORE CR125MⅡ

エンジンの冷却フィンを拡大。大口径(φ30mm)キャブレターを採用。フロントサスストロークはこれまでの180mmから200mmに、リアサスは124mmから180mmに拡大された。タイヤの幅もアップされた。

基本スペック

タイプグレード名 ELSINORE CR125MⅡ
モデルチェンジ区分 フルモデルチェンジ
発売年 1976
発売月 2
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2065
全幅 (mm) 890
全高 (mm) 1160
ホイールベース (mm) 1385
最低地上高(mm) 225
シート高 (mm) 890
乾燥重量 (kg) 88.5
車両重量 (kg) 94
最小回転半径(m) 2.2
乗車定員(名) 1
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 123
2スト・吸気形式 ピストンリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm) 56
行程(ピストンストローク)(mm) 50
圧縮比(:1) 7.5
最高出力(PS) 24
最高出力回転数(rpm) 10000
最大トルク(kgf・m) 1.72
最大トルク回転数(rpm) 10000
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 PW30
燃料タンク容量 (L) 6.8
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
エンジン潤滑方式 混合給油(2スト)
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 4.000
2次減速比 3.786
変速比 1速 2.133/2速 1.611/3速 1.300/4速 1.091/5速 0.958/6速 0.880
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 セミダブルクレードル
キャスター角 59°
トレール量 (mm) 137
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
タイヤ(前) 3.00-21
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 4.10-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ