トライアンフ | TRIUMPH スラクストン | Thruxton

車輌プロフィール

スラクストンは、ボンネビルをベースにしたカフェレーサースタイルのモデルとして、2005年に登場した。「スラクストン」の名は、同名のサーキットから付けられたもので、かつてこの場所で行われていた耐久レースにちなんだもの。1960年代にトライアンフ自身も市販レーサー「スラクストン」を発売したことがあった。2005年のスラクストンは、カフェレーサーの定石どおりに、セパレートハンドル(セパハン)、バックステップ、シングルシート(カバーを外せはダブルになる)を備えていた。エンジンは865ccの空冷並列2気筒で、ボンネビル用ユニットをチューニングしたもの。2008年モデルからは、フューエルインジェクションを採用するとともに、バーハンドルに変更された。なお、スラクストンも搭載した空冷バーチカルツインエンジンは、2016年のモデルチェンジで水冷化され、スラクストンは1,197ccの排気量を得ることになった。バイクブロスでは、水冷以降のスラクストンを、スラクストン1200(1200R)として別モデル扱いにした。

2015年 Thruxton ACE ピュアホワイト×ジェットブラック(カタログメイン)ピュアホワイト×ジェットブラック
2015年 Thruxton ACEピュアホワイト×ジェットブラック 2015年 Thruxton ACE(リアビュー)
特別・限定仕様
2015年モデル
トライアンフ Thruxton ACE

カフェレーサー・カルチャーのシンボルである「エースカフェ ロンドン」とのコラボレーションモデル。日本市場へは、限定70台が導入された。

基本スペック

タイプグレード名 Thruxton ACE
モデルチェンジ区分 特別・限定仕様
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2150
全幅 (mm) 830
全高 (mm) 1095
ホイールベース (mm) 1490
シート高 (mm) 820
車両重量 (kg) 230
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 865
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 90
行程(ピストンストローク)(mm) 68
圧縮比(:1) 9.2
最高出力(kW) 51
最高出力(PS) 69
最高出力回転数(rpm) 7400
最大トルク(N・m) 69
最大トルク回転数(rpm) 5800
燃料供給方式 フューエルインジェクション
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火プラグ標準搭載・型式 DPR8EA-9
点火プラグ必要本数・合計 2
搭載バッテリー・型式 YTX12-BS
バッテリー容量 12V-10Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 4.5
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 3.3
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 3.8
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 1.740
2次減速比 2.390
変速比 1速 2.730/2速 1.950/3速 1.550/4速 1.290/5速 1.070
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 18
スプロケット歯数・後 43
チェーンサイズ 525
標準チェーンリンク数 106
フレーム型式 スチール鋼管クレードル
キャスター角 27°
トレール量 (mm) 97
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 100/90-18
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 130/80R17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 2.5
ホイールリム幅(後) 3.5
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.27
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.82
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W
ヘッドライトタイプ(Hi) H4
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計