トライアンフ | TRIUMPH トロフィー1200 | Trophy 1200

車輌プロフィール

トライアンフが、ヒンクレーでその活動を再開した1990年代初頭、ツアラーモデルとして市場に送り出されたのが「トロフィー」だった。発売は1991年で、防風性の高いフェアリングと、アップライトなライディングポジションのためのハンドルなど、長距離を少ない負担で走り抜けるための車体構成が特徴だった。エンジンは、885ccの3気筒と、1,180ccの4気筒の2種類が用意されており、前者を「トロフィー900」、後者を「トロフィー1200」とも呼称した。900/1200ともに、1993年にマイナーチェンジを受けたあと、96年からはパニアケースを標準装備するようになり、2003年モデルまでラインナップされた。なお、登場当初のヘッドライトは角目1灯式で、93年からは丸目2灯になり、96年以降は、天才バカボンのお巡りさんのように、真ん中で2灯がつながったようなライトになった。なお、トロフィー900/1200に搭載されたエンジンのボア×ストロークは、ともに76mm×65mm。トロフィー1200は4気筒なので、1,180ccだった。その後、「トロフィー」の名は、2013年に復活。タイガーエクスプローラー用の1,215cc3気筒を搭載した新生トロフィー(/SE)は別項とした。

2003年 Trophy 1200 グラファイト(カタログメイン)グラファイト
2003年 Trophy 1200グラファイト
2003年モデル
トライアンフ Trophy 1200

基本スペック

タイプグレード名 Trophy 1200
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2152
全幅 (mm) 790
全高 (mm) 1430
ホイールベース (mm) 1490
シート高 (mm) 790
乾燥重量 (kg) 235
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 4
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 1180
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 76
行程(ピストンストローク)(mm) 65
圧縮比(:1) 10.6
最高出力(PS) 108
最高出力回転数(rpm) 9000
最大トルク(N・m) 104
最大トルク回転数(rpm) 5000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 25
燃料(種類) ハイオクガソリン
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
キャスター角 27°
トレール量 (mm) 105
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 120/70ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 180/55ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)タイプ チューブレス
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計
車両装備:サイドボックス