アプリリア | aprilia RS4 125

車輌プロフィール

RS4 125は、それまで販売されていたレーサーレプリカモデルのRS125(2ストロークエンジン)の後継モデルとして、125ccの水冷4スト単気筒DOHC4バルブエンジンを採用して登場したフルカウルスポーツ。2011年後半に、2012年モデルとして発売された。デザインベースになったのは、V4エンジンを搭載したスーパーバイクのRSV4で、単気筒エンジンだからなのか、Vを抜いて、RS4とされていた。当時、アプリリアはスーパーバイク世界選手権のトップランナーで、RS4 125は、選手権にワークス参戦するRSV4ファクトリーのミニレプリカとしての位置付けだった。本格的なスポーツモデルであることは、アルミ製のペリメターフレームや、倒立式のフロントフォーク、前後とものディスクブレーキなどにあらわれていたが、なかんずく小排気量でありながらもクイックシフトシステム(UPのみ)を備えていたことは、注目すべき点だった(RS4 125レプリカ)。なお、125ccエンジンの最高出力は、11kW(15ps)に抑えられているが、これはEU圏のA1ライセンス所有者に向けた入門用モデルであることを示すもの。後年登場するトゥオーノ125とともに、アプリリア・スポーツへの入り口としての役割を担っていた。※2021年モデルから、名称が「RS125」に戻ったため、カタログページも2021年モデルからRS125の項に戻した。

2018年 RS4 125 GP REPLICA (カタログメイン)
2018年 RS4 125 GP REPLICA
特別・限定仕様
2018年モデル
アプリリア RS4 125 GP REPLICA

MotoGPマシンのカラーリングレプリカを設定した。通常はオプションのシングルシートカウルを標準装備。RS4 125は、日本への導入も行われてきたが、2018年モデルは未導入(2018年12月現在)。このGPレプリカも販売されていない。

基本スペック

タイプグレード名 RS4 125 GP REPLICA
モデルチェンジ区分 特別・限定仕様
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 1968
全幅 (mm) 760
全高 (mm) 1135
ホイールベース (mm) 1353
シート高 (mm) 820
乗車定員(名) 1
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 124.2
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 58
行程(ピストンストローク)(mm) 47
圧縮比(:1) 12.5
最高出力(kW) 11
最高出力(PS) 15
最高出力回転数(rpm) 10750
最大トルク(N・m) 10.5
最大トルク回転数(rpm) 8000
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 14.5
燃料タンク・リザーブ容量 (L) 3.5
エンジン始動方式 セルフスターター式
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 13
スプロケット歯数・後 60
フレーム型式 アルミ・ペリメターフレーム
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントフォーク径(φ) 40
フロントホイールトラベル(mm) 110
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアホイールトラベル(mm) 120
タイヤ(前) 100/80-17
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 130/70-17
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム幅(前) 2.75
ホイールリム幅(後) 3.5
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:エンジン回転計
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)
車両装備:USBポート