アプリリア | aprilia SRV850

アプリリア
 | aprilia
 SRV850

車輌プロフィール

アプリリアのSRV850は、排気量839ccの水冷4ストV型2気筒ツインプラグエンジンを搭載した、大排気量スクーターとして、2013年に発売された。その圧倒的な排気量と、アプリリアらしいレーシングスピリットが融合した「スーパースクーター」(プレスリリースより)は、いわゆるビッグスクーターらしい全体のフォルムに、RSV4シリーズそっくりのフロントマスクが組み合わされていた。ホイールサイズは、フロントが16インチでリアは15インチ。同時代のヤマハTMAXが、前後とも15インチだったのと比較すると、大径だったことがわかる。翌年には、ABSとトラクションコントロールを搭載したSRV850 ABS-ATCが追加設定された(別項)。なお、排気量が650ccを超えていたため、クラッチレスの自動変速車ながら、大型二輪AT限定免許では運転できなかった。[追記]AT限定の大型二輪免許は、2019年12月1日から施行された道路交通法施行令の一部改正に伴い、従来の「総排気量0.650リットル以下」という限定が撤廃され、排気量の上限なく、クラッチ操作を必要としない車両を運転することが可能になった。そのため、SRV850をAT限定二輪免許で運転することが可能になった。

2014年 SRV850 コンペティションブラック(カタログメイン)コンペティションブラック
2014年 SRV850コンペティションブラック 2014年 SRV850レーシングホワイト 2014年 SRV850(メーター表示イメージ)
2014年モデル
アプリリア SRV850

基本スペック

タイプグレード名 SRV850
発売年 2014
発売月 4
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2240
全幅 (mm) 800
全高 (mm) 1300
ホイールベース (mm) 1585
シート高 (mm) 780
車両重量 (kg) 273
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 V型(L型)
シリンダバンク角(°) 90
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 839
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 88
行程(ピストンストローク)(mm) 69
最高出力(kW) 56
最高出力(HP) 76.1
最高出力回転数(rpm) 7750
最大トルク(N・m) 75
最大トルク回転数(rpm) 6000
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 18.8
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ必要本数・合計 4
クラッチ形式 自動遠心
変速機形式 Vベルト式・無段変速
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
フロントフォーク径(φ) 41
フロントホイールトラベル(mm) 122
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 120/70R16
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 57
タイヤ(前)速度記号 H
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 160/60R15
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 67
タイヤ(後)速度記号 H
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 3.5
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 4.5
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:燃料計
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
車両装備:シート下収納(シート下トランク)
車両装備:センタースタンド