ファンティック | FANTIC キャバレロ スクランブラー125/デラックス | CABALLERO Scrambler125 / Deluxe

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

ファンティック(Fantic)は、1968年にイタリア北部のバルザーゴで創業したメーカー。キャバレロ(CABALLERO)のモデル名も、当初から使われていたファンティック伝統のものだった。「キャバレロ・スクランブラー」は、レトロなスクランブラースタイルをイメージしたモデルとして、2017年のミラノショー(EICMA)に登場した。エンジン排気量は125cc、250cc、500ccクラスがラインナップされ(排気量は異なれど、全て水冷4スト単気筒SOHC4バルブ)、スタイリングや装備も、ほぼ同一(500のみ、ラジアルタイヤ)だった。姉妹モデルとして、「キャバレロ・フラットトラック」も設定され、こちらも各排気量クラスのモデルが存在した。2025年モデルで全面変更を受け、エンジンとフレームを一新。ファンティックがヤマハから取得したモトーリミナレリ製の124cc水冷単気筒エンジンには、可変バルブ機構(VVA)が備えられた。また、スリッパークラッチ、フルカット又はリアのみカットが可能なABSを装備した。ビンテージスタイルの「デラックス」も引き続き設定された。

2025年 CABALLERO Scrambler125 メタリックブラック(カタログメイン)メタリックブラック
2025年 CABALLERO Scrambler125メタリックブラック 2025年 CABALLERO Scrambler125(リアビュー) 2025年 CABALLERO Scrambler125(ハンドルまわりイメージ)
フルモデルチェンジ
2025年モデル
ファンティック CABALLERO Scrambler125

キャバレロ・スクランブラー125は、2025年モデルでフルモデルチェンジを受けた。欧州規制のユーロ5+(プラス)をクリアした排気量124ccの水冷単気筒SOHC4バルブエンジンには、VVA(可変バルブ機構)を搭載するようになった。※諸元表は、公式サイト(日本国内及び本国)情報を参照した。車両重量はガソリン抜きのもの。

基本スペック

タイプグレード名 CABALLERO Scrambler125
モデルチェンジ区分 フルモデルチェンジ
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 2080
ホイールベース (mm) 1425
シート高 (mm) 820
車両重量 (kg) 130
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 124.66
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 52
行程(ピストンストローク)(mm) 58.7
最高出力(kW) 11
最高出力(PS) 15
最高出力回転数(rpm) 10000
最大トルク(N・m) 11.2
最大トルク回転数(rpm) 7750
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 12
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 クロモリ製セントラルチューブ
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
フロントフォーク径(φ) 41
フロントサスペンションストローク(mm) 150
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアサスペンションストローク(mm) 150
タイヤ(前) 110/80R19
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(後) 130/80R17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 デジタル
車両装備:アンチロックブレーキ(ABS)
車両装備:走行モード切り替え
車両装備:トラクションコントロール
車両装備:スリッパークラッチ
車両装備:可変バルブ機構