富士重工業 | FUJI JUKOGYOU ラビット125(S301A) | Rabbit 125(S301A)

車輌プロフィール

大正7年(1917年)に、中島知久平氏によって創設された飛行機研究所は、翌年、中島飛行機製作所と改称され、そののち、中島飛行機株式会社となって、日本陸海軍向けの航空機および航空機用エンジンを生産していた。昭和20年(1945年)の敗戦直後(8月17日)には、平和産業への転換を図るべく、社名を富士産業株式会社へと改称した。翌1946年に、その富士産業(のちに東京富士産業)が発売したのが、スクーターの「ラビット」だった。ラビット・シリーズは、さまざまなモデルを生み出しながら、1968年まで展開された。なお、日本が再独立(1952年)したのちの1953年(昭和28年)には、旧中島飛行機系の企業が統合されるかたちで、富士重工業株式会社が発足。ラビットのメーカー表記は、便宜上、富士重工業とした。※富士重工業は、2016年に株式会社SUBARUへと改称された

1961年 Rabbit 125(S301A) (カタログメイン)
1961年 Rabbit 125(S301A)
1961年モデル
富士重工業 Rabbit 125(S301A)

基本スペック

タイプグレード名 Rabbit 125(S301A)
型式 S301A
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1840
全幅 (mm) 660
全高 (mm) 990
乾燥重量 (kg) 124
原動機型式 ES36A
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 123
内径(シリンダーボア)(mm) 52
行程(ピストンストローク)(mm) 58
圧縮比(:1) 6.5
最高出力(PS) 7.1
最高出力回転数(rpm) 5800
最大トルク(kgf・m) 1.05
最大トルク回転数(rpm) 4200
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 VM20SH
エンジン潤滑方式 混合給油(2スト)
変速比 1速 2.570/2速 1.570/3速 1.000
タイヤ(前) 3.50-10
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 2PR
タイヤ(後) 3.50-10
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 4PR