ベスパ | Vespa GTSスーパースポーツ310 | GTS Super Sport 310

車輌プロフィール

GTSスーパースポーツ310は、2025年モデルで新登場した。ブラックアウトされたボディトリムやバックミラーなどが特徴。ベスパの大排気量GTSシリーズは、2025年モデルからGTS310となることが、EICMA2024(ミラノショー)で発表された。これまでのGTS300から、GTS310になったのは、搭載する水冷単気筒エンジンの排気量が拡大されたため。シリンダーボア×ピストンストロークを、GTS300用エンジンの75ミリ×63ミリ(278cc)から、75ミリ×70.1ミリとロングストローク化することで、310ccを獲得していた。ストローク量の延長は、低中速回転域でのドライバビリティを向上させることにつながった。また、欧州規制のユーロ5+(プラス)の基準も満たしていた。伝統的な「ネクタイ」を中心にしたフロントデザインや、スチールモノコック製ボディ、片持ち式のフロントサスペンションなどの大まかな構成は、ベスパの一族であることを明らかにしていた。

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