イタルジェット | Italjet Moto ドラッグスター125 | DRAGSTER 125

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

2020年モデルとして登場したドラッグスター125(/200)は、復活したイタルジェットの新型モデルとして、2019年のEICMA(ミラノ国際モーターサイクルショー)で市販タイプが発表された。ドラッグスター・シリーズは、1990年代の終わりから、イタルジェットを代表するスクーターシリーズで、トレリス構造のフレームと、片持ちハブステアのフロントサスが特徴的だった。休止期間を経て、2020年モデルとして登場した新しいドラッグスター125(/200)でも、それらの要素は継承され、以前よりも、さらに過激なデザインが与えられた(21世紀になって灯火類のLED化が進んだことで、デザインの自由度が増していた)。片持ちのスイングアームを中心とするフロントセクションには、「インディペンデント・ステアリング・システム」(I.S.S.)と呼ばれた、ステアリング操作とサスペンションの稼働を分離した独自機構が備えられた。ドラッグスター125は、排気量124.2ccの水冷4スト単気筒DOHC4バルブエンジンを採用。前後とも油圧ディスク式のブレーキは、前後連動タイプ(CBS)だった。2022年モデルで欧州排ガス規制のユーロ5に適合した。

2020年 DRAGSTER 125 アンスラサイト/ホワイト/レッド(カタログメイン)アンスラサイト/ホワイト/レッド
2020年 DRAGSTER 125アンスラサイト/ホワイト/レッド 2020年 DRAGSTER 125アンスラサイト/イエロー 2020年 DRAGSTER 125ブラック/グレー 2020年 DRAGSTER 125ブラック/マグネシウム(First Edition限定色) 2020年 DRAGSTER 125(リアビュー)
新登場
2020年モデル
イタルジェット DRAGSTER 125

ドラッグスター125(/200)の初期モデルは「ファースト・エディション」として、最初の499台まではシリアルナンバープレートが与えられた。ファーとエディションに設定されたのは、アンスラサイト/ホワイト/レッド、アンスラサイト/イエロー、ブラック/マグネシウムの3色。スタンダードバージョンでは、ブラック/マグネシウムのかわりにブラック/グレーが加わっての3色構成となった。2020年4月、MVアグスタジャパンによって、日本国内へ導入されることが正式に発表された。(生産は2020年9月開始予定)※画像は同年式のドラッグスター200と共用

基本スペック

タイプグレード名 DRAGSTER 125
モデルチェンジ区分 新登場
発売年 2020
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
全長 (mm) 1870
全幅 (mm) 680
ホイールベース (mm) 1345
シート高 (mm) 770
乾燥重量 (kg) 108
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 124.2
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 58
行程(ピストンストローク)(mm) 47
最高出力(kW) 11
最高出力(HP) 14.9
最高出力回転数(rpm) 10000
最大トルク(N・m) 12.5
最大トルク回転数(rpm) 7750
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 7
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
クラッチ形式 乾式・多板・遠心
変速機形式 Vベルト式・無段変速
フレーム型式 トレリスフレーム
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) スイングアーム
懸架方式(後) ユニットスイング式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 120/70-12
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 140/60-13
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ヘッドライトタイプ(Hi) LED
テールライトタイプ LED
スピードメーター表示形式 デジタル
車両装備:前後連動式ブレーキ