ヤマハ | YAMAHA ニュースギア / BA50N/BX50N | NEWS GEAR
オートマ世代に向けたビジネススクーターとして、1994年に登場したギア。そのバリエーションモデルとして、1996年6月に発売されたのが、ニュースギア(BA50N)だった。もともと宅配用途のための構成や装備を盛り込んでいたギアに対し、特に「新聞配達業務」を念頭においた専用装備を追加したのが、ニュースギアで、外観上の特徴は、新聞を山と積むためのフロントバスケットと大型リアキャリアと、早朝の寒さを少しでも防ぐためか、ナックルガードが装備されていたこと。そのほか、ポストへの投函に便利なフットブレーキ(踏みながら手を伸ばせる)や、坂道駐車を容易にするパーキングロックなども備えられ、サイドスタンドも標準装備された。また、グリップヒーター(オプション設定)使用のために、発電容量もアップされていた。97年には、グリップヒーターを標準装備したバリエーション(BA50NH)も追加設定された。2008年モデルで、登場以来初めてのフルモデルチェンジを受け、それまでの2ストロークエンジン(空冷49cc)にかえて4ストロークエンジン(水冷49cc)を搭載。同時に外観デザインも一新されたが、フロントバスケットに大型リアキャリア、ナックルガード、フットブレーキなどの、ニュースギアたらしめた要素は、しっかりと受け継がれていた。4ストになったニュースギアは、BX50N。
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