ヤマハ | YAMAHA ジッピィ50 | Zippy 50

車輌プロフィール

ジッピィ50は、1973年3月に発売された「スポーティファッション」レジャーバイク。リアタイヤは5インチ幅と広く、まるでサンドバギーのよう。逆三角形の鋼板ボディ、その上に乗っかった低くて(695ミリ)長い(645ミリ)シートが、ジッピィのスタイリングを特徴づけていた。Zippyは、「活発な」とか「キビキビした」などの意味を持つ英語(形容詞)。ジッピィ50には、自動遠心クラッチ仕様(1-C)と、マニュアルのハンドクラッチ仕様(1-H)を設定。先に自動遠心クラッチ車が登場し、少し遅れてハンドクラッチ車が追加された。登場時のイメージキャラクターは、元スパイダースの井上順が務めていた。なお、ジッピィには80ccモデルも存在。ヤマハのレジャーバイクシリーズは、ジッピィ(LB1)のあと、チャピィ(LB2)、ボビィ(LB3)へと続いていった。この3モデルとも、車名の末尾は「ー」(音引き)ではなく、「ィ」が正解。この項ではジッピィ50と表記したが、ジッピィ50LB1-C(H)のほうが、より正確だった。

1973年 Zippy 50 エールブルー(自動遠心クラッチ仕様)(カタログメイン)エールブルー(自動遠心クラッチ仕様)
1973年 Zippy 50エールブルー(自動遠心クラッチ仕様) 1973年 Zippy 50アンバーブラウンキャンディ(ハンドクラッチ仕様) 1973年 Zippy 50エールブルー(ハンドクラッチ仕様) 1973年 Zippy 50アンバーブラウンキャンディ(自動遠心クラッチ仕様)
新登場
1973年モデル
ヤマハ Zippy 50

※諸元情報は自動遠心クラッチ車のもの

基本スペック

タイプグレード名 Zippy 50
モデルチェンジ区分 新登場
型式 395
発売年 1973
発売月 3
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1560
全幅 (mm) 655
全高 (mm) 985
ホイールベース (mm) 1050
最低地上高(mm) 140
シート高 (mm) 695
乾燥重量 (kg) 74
最小回転半径(m) 1.5
乗車定員(名) 1
原動機型式 395
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 49
2スト・吸気形式 クランクケースリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm) 40
行程(ピストンストローク)(mm) 39.7
圧縮比(:1) 7.1
最高出力(PS) 4.5
最高出力回転数(rpm) 6500
最大トルク(kgf・m) 0.53
最大トルク回転数(rpm) 5000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 3
燃料(種類) レギュラーガソリン
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 マグネット式
点火プラグ標準搭載・型式 B6HS
点火プラグ必要本数・合計 1
バッテリー容量 6V-4Ah
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 1.00
クラッチ形式 湿式・多板・遠心
変速機形式 リターン式・3段変速
変速機・操作方式 フットシフト
変速比 1速 3.250/2速 1.812/3速 1.200
フレーム型式 プレスバックボーン
キャスター角 63°30′
トレール量 (mm) 58
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
タイヤ(前) 2.50-14
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 5.00-8
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)プライレーティング 4PR
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 1.4
ホイールリム幅(後) 3.0
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 1.60
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.00
ヘッドライト定格(Hi) 15W/15W
テールライト定格(制動/尾灯) 10W/3W