ヤマハ | YAMAHA ビーウィズ50 | BW'S 50

車輌プロフィール

BW’S(ビーウィズ)は、丸目2眼のデュアルヘッドライトとオフロードモデル感覚のブロックパターンタイヤが特徴的なスクーター。初代モデルが発売されたのは、1988年4月で、空冷2ストエンジンを搭載していた。未舗装路も安定して走ることができるプレイスクーターとして登場。翌年には一転して都会的ルックスをまとったバリエーションモデル、「ビーウィズ・スポーツ」が登場した。2代目の登場は1988年5月。ヘッドライトまわりのパイプガードやハンドルのナックルガードなどで、ますますオフ車テイストが濃くなりながら、シート下トランクも装備されて使い勝手も向上していた。その後しばらくラインナップから外れていたが、2012年に、水冷4スト単気筒OHC3バルブエンジンを採用した3代目モデルが登場した。歴代ビーウィズが培ってきたオフ車テイストを取り込んだスタイリッシュなデザインで、「SUV感覚(※)」をうたっていた。なお、ヤマハによる車種名は、「BW’S」だが、他の排気量モデルと区分させるために、ここでは排気量区分を併記して「BW’S50」とした。※SUVとは、「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」の略。スポーティなルックスの多目的(オフロードも走れそうな)四輪車のこと。

1988年 BW'S (カタログメイン)
1988年 BW'S 1988年 BW'S
新登場
1988年モデル
ヤマハ BW'S

新感覚のプレイスクーターとして登場した初代BW’S(ビーウィズ)。空冷2ストエンジンを搭載。特徴的な2眼ヘッドライトとオフ車テイストあふれるワイドサイズのブロックパターンタイヤは、移行のシリーズに継承されるアイデンティティになった。

基本スペック

タイプグレード名 BW'S
モデルチェンジ区分 新登場
型式 A-3AA
発売年 1988
発売月 4
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1735
全幅 (mm) 630
全高 (mm) 1030
ホイールベース (mm) 1170
最低地上高(mm) 125
シート高 (mm) 735
乾燥重量 (kg) 65
最小回転半径(m) 1.8
乗車定員(名) 1
燃料消費率(1)(km/L) 80.0
測定基準(1) 30km/h走行時
原動機型式 3AA
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 49
2スト・吸気形式 ピストンリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm) 40
行程(ピストンストローク)(mm) 39.2
圧縮比(:1) 5.9
最高出力(PS) 6
最高出力回転数(rpm) 6500
最大トルク(kgf・m) 0.67
最大トルク回転数(rpm) 6000
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 3.3
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 264.0
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 BPR6HS
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 YB4L-B
バッテリー容量 12V-4Ah 10H
2ストエンジンオイルタンク容量 1.00
クラッチ形式 乾式・多板・遠心
変速機形式 Vベルト式・無段変速
変速機・操作方式 自動変速
フレーム型式 バックボーン
キャスター角 27°00′
トレール量 (mm) 90
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
懸架方式(後) ユニットスイング式
タイヤ(前) 120/90-10
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 54
タイヤ(前)速度記号 J
タイヤ(後) 130/90-10
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 59
タイヤ(後)速度記号 J
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 3.5
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 3.5
ヘッドライト定格(Hi) 15W/15W
テールライト定格(制動/尾灯) 21W/5W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:燃料計
車両装備:センタースタンド