ヤマハ | YAMAHA FZS1000フェザー | FZS1000 FAZER(FZ-1)
2001年の新型モデルとして、インターモトミュンヘン2000(ドイツ)で発表されたのが、FZS1000FAZERだった。発表時の名称は「FZS1000」で、欧州では「FAZER」として、北米では「FZ1」として発売された。そのため、FZS1000フェザーとFZ-1は仕向地違いの同一モデルということになる。FZS1000に搭載されたのは、YZF-R1用の水冷直列4気筒DOHC5バルブエンジンで、扱いやすさを向上させるために、あえてクランクの慣性マスを10%増やすなど、キャラクターを一変させていた。それでも143ps(105.2kW)の最高出力を発生させる強力さには変わりなく、日常ユースにも本格的なスポーツ走行にも、マルチに使えるモデルとして、2005年モデルまで発売された。日本には、ヤマハの海外向けモデルを輸入していたプレストコーポレーションが、北米仕様の2004年モデルを導入した。2006年には、後継モデルとなるFZ1(ネイキッド仕様)とFZ1フェザー(FZS1000同様のハーフカウル仕様)が登場した。後継の2機種は、2008年から日本国内でも正式に販売された。
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