ヤマハ | YAMAHA MT-01/S

車輌プロフィール

MT-01は、ロードスター・ウォーリアの1,670cc空冷45度OHV4バルブV型2気筒をベースに、フライホイールを18%軽量化するなど大幅に手を入れたエンジンユニットを、専用設計のCFアルミダイキャストフレームに搭載した異色のロードスポーツだった。市販開始は2005年ながら、1999年の東京モーターショーに展示されたコンセプトモデル「MT-01 鼓動」が初出。ほぼコンセプトモデルの姿のまま発売されたことに驚かされた。2007年モデルでマイナーチェンジを受け、2012年モデルまで生産された。なお、MT-01が生産終了した後の2014年から、「MTシリーズ」としてMT-09やMT-07などが登場したが、このMT-01とMT-03(660c単気筒)は、シリーズ枠外のモデルだった。※MT-01は海外市場専用モデルながら、プレストコーポレーション(海外向けヤマハ車の輸入を行っていた)によって、日本でも販売されていた時期があった。

2012年 MT-01 (カタログメイン)
2012年 MT-01
2012年モデル
ヤマハ MT-01

基本スペック

タイプグレード名 MT-01
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2185
全幅 (mm) 800
全高 (mm) 1105
ホイールベース (mm) 1525
シート高 (mm) 825
車両重量 (kg) 265
最小回転半径(m) 3.2
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 V型(L型)
シリンダバンク角(°) 45
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 1670
カム・バルブ駆動方式 OHV
気筒あたりバルブ数 4
内径(シリンダーボア)(mm) 97
行程(ピストンストローク)(mm) 113
圧縮比(:1) 8.4
最高出力(kW) 66.3
最高出力(PS) 90
最高出力回転数(rpm) 4750
最大トルク(N・m) 150.3
最大トルク(kgf・m) 15.3
最大トルク回転数(rpm) 3750
燃料供給方式 フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) 15
燃料タンク・リザーブ容量 (L) 3
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 DPR7EA-9
点火プラグ必要本数・合計 2
搭載バッテリー・型式 GT14B-4
バッテリー容量 12V-12Ah
エンジン潤滑方式 ドライサンプ式
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 3.7
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) 4.1
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-30
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 1.479
2次減速比 2.294
変速比 1速 2.375/2速 1.579/3速 1.160/4速 0.960/5速 0.800
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 17
スプロケット歯数・後 39
チェーンサイズ 530
標準チェーンリンク数 114
フレーム型式 ダブルクレードルフレーム
キャスター角 25°
トレール量 (mm) 103
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格 DOT 4
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
タイヤ(前) 120/70ZR17
タイヤ(前)構造名 ラジアル
タイヤ(前)荷重指数 58
タイヤ(前)速度記号 (W)
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 190/50ZR17
タイヤ(後)構造名 ラジアル
タイヤ(後)荷重指数 73
タイヤ(後)速度記号 (W)
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 3.5
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 6.0
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.50
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.90
ヘッドライト定格(Hi) 55W
ヘッドライトタイプ(Hi) H7
ヘッドライト定格(Lo) 51W
ヘッドライトタイプ(Lo) HB4
スピードメーター表示形式 デジタル
メーター表示:エンジン回転計
メーター表示:時計
メーター表示:ツイントリップ
車両装備:ハザードランプ