ヤマハ | YAMAHA RZV500R

新車価格帯(実勢価格)

車輌プロフィール

ロードレース世界選手権(WGP)の最高峰が500ccの2ストロークエンジンで競われていた時代、ケニー・ロバーツ(1978-80)、エディ・ローソン(84)らのチャンピオン獲得で当時最高のマシンに数えられていたYZR500。そのレプリカモデルとして、排気量も揃えて発売されたのが、RZV500R(1984年)だった。そのころWGPでは、スズキのスクエア4、ホンダのV3に対し、ヤマハはV4レイアウトを採用しており、市販車のRZV500Rも、挟角50°のV型4気筒エンジンをアルミ製のダブルクレードルフレームに搭載していた。輸出モデルは、RD500LCと呼ばれ、フレームはスチールとなっていた。

1984年 RZV500R シルキーホワイト(カタログメイン)シルキーホワイト
1984年 RZV500Rシルキーホワイト 1984年 RZV500R(輸出モデル・RD500LC)
新登場
1984年モデル
ヤマハ RZV500R

499ccの水冷2ストV4エンジンを搭載し、WGPワークスレーサー・YZR500のレプリカモデルとして登場したRZV500R。YZR500同様の排気デバイス(YPVS)を搭載し、ブレーキディスクが放熱性に優れたベンチレーテッドタイプになっているなど、豪華な仕様が盛り込まれていた。

基本スペック

タイプグレード名 RZV500R
モデルチェンジ区分 新登場
型式 51X
発売年 1984
発売月 5
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2085
全幅 (mm) 685
全高 (mm) 1145
ホイールベース (mm) 1375
最低地上高(mm) 145
シート高 (mm) 780
乾燥重量 (kg) 173
最小回転半径(m) 3.1
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 31.0
測定基準(1) 60km/h走行時
原動機型式 51X
原動機種類 2ストローク
気筒数 4
シリンダ配列 V型(L型)
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 499
2スト・吸気形式 ピストンリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm) 56.4
行程(ピストンストローク)(mm) 50
圧縮比(:1) 6.6
最高出力(PS) 64
最高出力回転数(rpm) 8500
最大トルク(kgf・m) 5.7
最大トルク回転数(rpm) 7500
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 VM26SS
燃料タンク容量 (L) 22
満タン時航続距離(概算・参考値) 682.0
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 BR8HS
搭載バッテリー・型式 12N5.5-3B
バッテリー容量 12V-5.5Ah
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 2.00
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 2.225
2次減速比 2.533
変速比 1速 2.400/2速 1.684/3速 1.363/4速 1.166/5速 1.043/6速 0.958
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 15
スプロケット歯数・後 38
チェーンサイズ 530
標準チェーンリンク数 102
フレーム型式 ダブルクレードル
キャスター角 26°00′
トレール量 (mm) 95
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントホイールトラベル(mm) 140
懸架方式(後) スイングアーム式
リアホイールトラベル(mm) 120
タイヤ(前) 120/80-16
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 60
タイヤ(前)速度記号 H
タイヤ(後) 130/80-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 66
タイヤ(後)速度記号 H
ホイールリム形状(前) MT
ホイールリム幅(前) 2.75
ホイールリム形状(後) MT
ホイールリム幅(後) 3.0
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.00
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.25
ヘッドライト定格(Hi) 60W/55W
テールライト定格(制動/尾灯) 27W/8W