ヤマハ | YAMAHA SR250

車輌プロフィール

1980年4月に発売されたSR250。SRのネーミングから、SR400/500との近似性が想像されるが、実際のモデルは、空冷単気筒エンジンを搭載するという共通点があるのみで、趣はまったく異なっていた。似ているといえば、同じ年の3月に発売されたXS250スペシャルで、並列ツインのXSに対し、単気筒のSRと見ることもできた。開発にあたっては、740ミリというシート高がまず定められ、乗りやすさ、扱いやすさが追求されていた。ゆったりとしたホースバックライディングスタイルも、124kgという車重も、セルモーターによるカンタン始動も、すべてその成果だった。日本市場では早々にカタログ落ちしたが、海外ではその後も販売されていた。

1980年 SR250 ニュールビーレッド(カタログメイン)ニュールビーレッド
1980年 SR250ニュールビーレッド 1980年 SR250ブラックゴールド
新登場
1980年モデル
ヤマハ SR250

搭載される空冷4スト単気筒エンジンは、同時に登場したエンデューロモデルのXT250と同じもの。XTとは違い、SRはセルフスターター専用(キックなし)で、フルトランジスタ点火となっていた。

基本スペック

タイプグレード名 SR250
モデルチェンジ区分 新登場
型式 4K1
発売年 1980
発売月 4
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2020
全幅 (mm) 815
全高 (mm) 1135
ホイールベース (mm) 1340
最低地上高(mm) 150
シート高 (mm) 740
乾燥重量 (kg) 124
最小回転半径(m) 2.3
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 57.0
測定基準(1) 50km/h走行時
原動機型式 4J1
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 249
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 75
行程(ピストンストローク)(mm) 56.5
圧縮比(:1) 9.2
最高出力(PS) 21
最高出力回転数(rpm) 8000
最大トルク(kgf・m) 2.05
最大トルク回転数(rpm) 6500
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 BS34
燃料タンク容量 (L) 10
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 570.0
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 BP7ES
点火プラグ必要本数・合計 1
バッテリー容量 12V-12Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.6
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 3.130
2次減速比 2.750
変速比 1速 2.642/2速 1.684/3速 1.260/4速 1.000/5速 0.821
動力伝達方式 チェーン
チェーンサイズ 520
標準チェーンリンク数 102
フレーム型式 ダイヤモンド
キャスター角 30°20′
トレール量 (mm) 132
ブレーキ形式(前) 機械式リーディングトレーリング
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 2
タイヤ(前) 3.00-19
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 120/90-16
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 63
タイヤ(後)速度記号 S
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ホイールリム幅(前) 1.6
ホイールリム幅(後) 2.15
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) 2.00
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) 2.25
ヘッドライト定格(Hi) 50W/40W
テールライト定格(制動/尾灯) 27W/8W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計