ヤマハ | YAMAHA TDR125

車輌プロフィール

TDR125は、海外専用モデルとして販売された2ストエンジン搭載の「スーパーバイカー」モデル。1992年のケルンショー(IMFA)で発表され、1993年に登場した。スーパーバイカーは、モタードとほぼ同義なので、基本的な成り立ちは、オフロードモデルに舗装路用のタイヤを履かせたモデルということになる。TDR125は、124.8ccの水冷2スト単気筒クランクケースリードバルブエンジン(12.6ps)をデルタボックスフレームに搭載し、フロント18インチ、リア17インチのキャストホイールにロードタイヤを組み合わせていた。ブレーキは前後とも油圧ディスク式で、6段ミッション。同時代のTDM850そっくりのフロントマスク(丸目2眼ライト)も特徴的で、1988年に、日本国内で発売されたTDR250やTDR50/80とは、名称の共通性が認められるものの、TDM850の小排気量版としたほうが正確だった。

1993年 TDR125 (カタログメイン)
1993年 TDR125
新登場
1993年モデル
ヤマハ TDR125

※画像はフランス市場向けモデル

基本スペック

タイプグレード名 TDR125
モデルチェンジ区分 新登場
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2120
全幅 (mm) 840
全高 (mm) 1295
ホイールベース (mm) 1405
最低地上高(mm) 270
シート高 (mm) 850
乾燥重量 (kg) 120
乗車定員(名) 2
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 124.8
2スト・吸気形式 クランクケースリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm) 56
行程(ピストンストローク)(mm) 50.7
圧縮比(:1) 6.8
最高出力(PS) 12.6
最高出力回転数(rpm) 7000
最大トルク(kgf・m) 1.3
最大トルク回転数(rpm) 6500
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 TM28SS
燃料タンク容量 (L) 11
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 BR9ES
点火プラグ必要本数・合計 1
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 1.20
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 デルタボックス
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 100/90-18
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(後) 130/80-17
タイヤ(後)構造名 バイアス
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計