ヤマハ | YAMAHA TDR80

車輌プロフィール

1988年は、ヤマハTDRシリーズがラインナップされた年。1月にはTDR250が登場し、7月には原付1種の小径モデルとしてTDR50が発売されていた。その2か月後、1988年9月にデビューしたのが、TDR80だった。軽二輪のTDR250、原付1種のTDR50の間をつなぐ、原付2種というポジショニングではあるが、車体はほぼTDR50と共用なので、あくまでもTDR50の派生モデルというのが正確なところ。排気量79ccの水冷2スト単気筒エンジンは、50ccの7.2PSに対し、10PSを発生(138%アップ)。車重(乾燥重量)はともに80kgなので、走りのパワフルさは、各段にアップしていた。エンジン始動はキック式、ブレーキは前後ともディスク式、ミッションは6段リターン式。前後12インチホイール、チューブレスタイヤを採用し、メーターパネルにはタコメーターも装備された。電装系は6Vだった。

1988年 TDR80 (カタログメイン)
1988年 TDR80
新登場
1988年モデル
ヤマハ TDR80

基本スペック

タイプグレード名 TDR80
モデルチェンジ区分 新登場
発売年 1988
発売月 9
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 1720
全幅 (mm) 720
全高 (mm) 1045
ホイールベース (mm) 1130
最低地上高(mm) 210
シート高 (mm) 745
乾燥重量 (kg) 80
最小回転半径(m) 2.0
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 62.0
測定基準(1) 50km/h走行時
原動機種類 2ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 79
2スト・吸気形式 ピストンリードバルブ
内径(シリンダーボア)(mm) 49
行程(ピストンストローク)(mm) 42
圧縮比(:1) 6.6
最高出力(PS) 10
最高出力回転数(rpm) 8500
最大トルク(kgf・m) 0.88
最大トルク回転数(rpm) 7750
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 VM18SS
燃料タンク容量 (L) 8
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 496.0
エンジン始動方式 キックスターター式
点火装置 C.D.I.式
点火プラグ標準搭載・型式 BR8ES
点火プラグ必要本数・合計 1
搭載バッテリー・型式 6N4B-2A
バッテリー容量 6V-4Ah 10H
エンジン潤滑方式 分離給油(2スト)
2ストエンジンオイルタンク容量 0.80
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 3.578
2次減速比 2.375
変速比 1速 3.250/2速 2.125/3速 1.550/4速 1.227/5速 1.040/6速 0.923
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 16
スプロケット歯数・後 38
チェーンサイズ 428
標準チェーンリンク数 102
フレーム型式 セミダブルクレードル
キャスター角 27°30′
トレール量 (mm) 71
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
フロントホイールトラベル(mm) 140
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアホイールトラベル(mm) 130
タイヤ(前) 3.50-12
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 2PR
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 100/90-12
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 48
タイヤ(後)速度記号 J
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ヘッドライト定格(Hi) 25W/25W
テールライト定格(制動/尾灯) 17W/5.3W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計