ヤマハ | YAMAHA TT250Rレイド | TT250R Raid
1994年3月に発売されたTT250Rレイドは、前年に登場していたTT250Rに対し、大型の丸ヘッドライトと大容量タンクを備えた「冒険仕様」のバリエーションモデルだった。エンジンは、TT250Rと同じ249ccの空冷単気筒DOHC4バルブユニットで、フレームも同一ながら、前後のサスペンションのホイールトラベルをTT250Rよりも短くして(280ミリを260ミリへ)、足つき性を向上させた。エンデューロレーサーゆずりのTT250Rに対し、レイドはアドベンチャーツーリング向けという設定だったためで、レイドには幅広のシートが採用され、メーターには時計も追加されていた。95年には同年のTT250R同様のマイナーチェンジを受け、96年モデルでは、メーターバイザー風のミニスクリーンが追加された。これが最後の仕様変更となり、平成11年排出ガス規制への適合が必要となる2000年9月を前に、販売終了となった。
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