ヤマハ | YAMAHA XS250スペシャル | XS250 SPECIAL

車輌プロフィール

XS250スペシャルが発売されたのは、1980年3月のこと。当時のヤマハは、アメリカンクルーザーに「~スペシャル」のネーミングを行っており、XS250スペシャルも、プルバックハンドルと、前後段付きのキング&クイーンシートを備え、乗馬スタイル(ホースバックライディング)を再現していた。これは、先んじて登場していたXS750/650スペシャルのスタイルを、250ccクラスで再現したもの。空冷4スト並列2気筒SOHCエンジンを搭載し、6速ミッションが組み合わされていた。翌4月には、単気筒エンジンのアメリカンクルーザーとしてSR250が登場(SR400/500とは異なるスタイル)し、250ccクラスに、2気筒と単気筒のアメリカンが並び立つことになった。1982年にモデルチェンジし、エンジンはダブルカムシャフト(DOHC)になり、フレームは鋼管ダブルクレードルからプレスバックボーンになるなど、全面変更を受けた。この後、ヤマハの250ccアメリカンクルーザーは、1988年登場のビラーゴ250(XV250)に引き継がれていく。

1982年 XS250 SPECIAL スーパーレッド(カタログメイン)スーパーレッド
1982年 XS250 SPECIALスーパーレッド 1982年 XS250 SPECIAL
フルモデルチェンジ
1982年モデル
ヤマハ XS250 SPECIAL

フルモデルチェンジし、エンジンはDOHC採用の新型に変更された。フレームもプレスバックボーン式に変更。リアサスにはモノクロスが採用された。デザインも一新されたが、ホースバックスタイルのためのプルバックハンドルとキング&クイーンシートという基本は変わっていなかった。

基本スペック

タイプグレード名 XS250 SPECIAL
モデルチェンジ区分 フルモデルチェンジ
発売年 1982
発売月 6
仕向け・仕様 国内向けモデル
全長 (mm) 2105
全幅 (mm) 850
全高 (mm) 1195
ホイールベース (mm) 1370
最低地上高(mm) 150
シート高 (mm) 770
乾燥重量 (kg) 163
最小回転半径(m) 2.3
乗車定員(名) 2
燃料消費率(1)(km/L) 50.0
測定基準(1) 50km/h走行時
原動機種類 4ストローク
気筒数 2
シリンダ配列 並列(直列)
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 248
カム・バルブ駆動方式 DOHC
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 56
行程(ピストンストローク)(mm) 50.6
圧縮比(:1) 10
最高出力(PS) 27
最高出力回転数(rpm) 10000
最大トルク(kgf・m) 2.2
最大トルク回転数(rpm) 8000
燃料供給方式 キャブレター
燃料供給装置形式 BS30×2
燃料タンク容量 (L) 14
燃料(種類) レギュラーガソリン
満タン時航続距離(概算・参考値) 700.0
エンジン始動方式 セルフスターター式
点火装置 フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式 D8EA
点火プラグ必要本数・合計 2
バッテリー容量 12V-12Ah
エンジン潤滑方式 ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L) 2.9
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・6段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 3.576
2次減速比 2.466
変速比 1速 2.923/2速 2.000/3速 1.545/4速 1.240/5速 1.035/6速 0.931
動力伝達方式 チェーン
フレーム型式 プレスバックボーン
キャスター角 27°
トレール量 (mm) 110
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
フロントホイールトラベル(mm) 140
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
リアホイールトラベル(mm) 95
タイヤ(前) 3.00-19
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)プライレーティング 4PR
タイヤ(前)タイプ チューブレス
タイヤ(後) 130/90-16
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 67
タイヤ(後)速度記号 S
タイヤ(後)タイプ チューブレス
ヘッドライト定格(Hi) 50W/40W
テールライト定格(制動/尾灯) 27W/8W
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計
車両装備:センタースタンド