ヤマハ | YAMAHA XTZ660テネレ | XTZ660 Tenere

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車輌プロフィール

XT600テネレ、XT600Zテネレに続く、600ccクラス・単気筒エンジンの「テネレ」として、1991年に登場したのが、XTZ660テネレだった。前モデルとの最大の違いは(排気量が拡大されたことは「数字」を見てわかるとして)、エンジン冷却方式が水冷式になったことと、ヤマハが熱心に取り組んでいた5バルブヘッド(吸気側3本・排気側2本)を採用していたことだった。1991年時点では、すでにパリダカは2気筒エンジンの時代に突入後で、ヤマハもXTZ750スーパーテネレ(1989年-)ベースのマシンが強さを発揮していた時期であり、単気筒のXTZ660テネレは、コンペティションイメージからは少し離れた大排気量オフロードモデルとなった。燃料タンク容量は、20リッター。初期モデルは、角目の単眼ヘッドライトを備えていたが。1996年のモデルチェンジでは、前身のXT600Zテネレ同様の丸目2眼ヘッドライトを備えた。単気筒600ccクラスのテネレは、XTZ660テネレで一旦休止となり、その復活は2008年まで待たねばならなかった(XT660Zテネレ)。

1996年 XTZ660 Tenere (カタログメイン)
1996年 XTZ660 Tenere
マイナーチェンジ
1996年モデル
ヤマハ XTZ660 Tenere

2眼ヘッドライトを採用した。

基本スペック

タイプグレード名 XTZ660 Tenere
モデルチェンジ区分 マイナーチェンジ
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2265
全幅 (mm) 885
全高 (mm) 1355
ホイールベース (mm) 1495
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 水冷
排気量 (cc) 659
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 5
内径(シリンダーボア)(mm) 100
行程(ピストンストローク)(mm) 84
圧縮比(:1) 9.2
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 20
エンジン始動方式 セルフスターター式
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
動力伝達方式 チェーン
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1
タイヤ(前) 90/90-21
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(後) 120/90-17
タイヤ(後)構造名 バイアス
スピードメーター表示形式 アナログ
メーター表示:エンジン回転計
車両装備:キャリア