ヤマハ | YAMAHA XTZ125E

車輌プロフィール

ヤマハのXTZ125Eは、ブラジルをはじめとした海外市場向けのオフロードモデルだった。日本市場では、正式にラインナップされることはなかったが、気軽な「原付2種」にあたることもあり、ヤマハ販売店を通じ、逆輸入モデルとして販売さえれていたことがあった。空冷4スト単気筒SOHCのエンジンは、ファンライドモデルのTT-R125用をベースにしたもので、セルフスターターが組み合わされ(車名のEは、セル始動を意味)、ミッションは5段変速。原付2種とはいえ、ホイールサイズは、前21インチ・後ろ18インチの、いわゆる「オフ車フルサイズ」。それでいながらシート高は840mmで、フルサイズのオフ車としては低めだった。メーターは、アナログ表示の速度計と、オド/トリップのみというシンプルさ。

2008年 XTZ125E (カタログメイン)
2008年 XTZ125E
2008年モデル
ヤマハ XTZ125E

ヤマハ・ブラジルで製造されるXTZ125Eはコンパクトな車体や840mmという低いシート高、そして乾燥重量が104kgによって扱いやすさはダントツ。XTZシリーズの末弟にふさわしく、街乗りからツーリング、林道まで気軽に乗れるデュアルパーパスモデルだ。コンパクトなギヤ付き車がほしいという人にはぴったり。

基本スペック

タイプグレード名 XTZ125E
発売年 2008
発売月 1
仕向け・仕様 海外向けモデル
全長 (mm) 2090
全幅 (mm) 810
全高 (mm) 1125
ホイールベース (mm) 1340
シート高 (mm) 840
乾燥重量 (kg) 104
車両重量 (kg) 114
乗車定員(名) 2
原動機種類 4ストローク
気筒数 1
シリンダ配列 単気筒
冷却方式 空冷
排気量 (cc) 123.7
カム・バルブ駆動方式 OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数 2
内径(シリンダーボア)(mm) 54
行程(ピストンストローク)(mm) 54
最高出力(kW) 9.2
最高出力(PS) 13
最高出力回転数(rpm) 8000
最大トルク(N・m) 11.6
最大トルク(kgf・m) 1.18
最大トルク回転数(rpm) 6500
燃料供給方式 キャブレター
燃料タンク容量 (L) 10.6
エンジン始動方式 セルフ・キック 併用式
点火プラグ標準搭載・型式 CR7HSA
搭載バッテリー・型式 YB5L-B
バッテリー容量 12V-5.0Ah
エンジンオイル容量※全容量 (L) 1.2
エンジンオイル量(オイル交換時) (L) 1.0
推奨エンジンオイル(SAE粘度) 10W-40
クラッチ形式 湿式・多板
変速機形式 リターン式・5段変速
変速機・操作方式 フットシフト
1次減速比 3.400
2次減速比 3.429
変速比 1速 2.642/2速 1.777/3速 1.315/4速 1.045/5速 0.875
動力伝達方式 チェーン
スプロケット歯数・前 14
スプロケット歯数・後 48
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 正立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
タイヤ(前) 80/90-21
タイヤ(前)構造名 バイアス
タイヤ(前)荷重指数 48
タイヤ(前)速度記号 T
タイヤ(前)タイプ チューブタイヤ
タイヤ(後) 110/80-18
タイヤ(後)構造名 バイアス
タイヤ(後)荷重指数 58
タイヤ(後)速度記号 T
タイヤ(後)タイプ チューブタイヤ
ヘッドライト定格(Hi) 35W/35W
スピードメーター表示形式 アナログ