ヤマハ | YAMAHA YB50

車輌プロフィール

ヤマハのビジネスシリーズの末弟として、1973年に発売されたのがYB50だった。排気量49ccの2ストローク単気筒エンジンを搭載し、ロータリー式の4段ミッションが組み合わされていた。始動はキック式のみ。リアキャリアのほか、ヘルメットホルダーも装備されていた。1980年には点火方式にCDIを採用。YB50に大きな転機が訪れたのは、2000年3月のこと。エンジンが、それまでの2ストロークから4ストロークに変更されたことにあった。また、同時にミッションも変更。4速なのは同じながら、ロータリー式ではなく、リターン式となった。実は1990年代後半から、レトロルックの原付モデル人気が高まってきており、このころ、ヤマハからはYB50(2スト)をベースにしたレトロスポーツのYB-1が販売されていた。そのYB-1が4スト化されることになり、YB-1フォアとして再登場したのに併せて、(車名はそのままに)YB50も4スト化されたという経緯だった。2006年モデルで、立体エンブレムの色を変えたのを最後に、30年以上のモデルライフに幕を下ろした。

ヤマハ YB50のユーザーレビュー・写真
 
お洒落なビジネスバイク

満足している点

靴を痛めないロータリー式のミッションや大型のリアキャリア、センタースタンド、純正レッグシールド、燃料計などビジネスバイクらしい使い勝手の良さがあります。2ストロークで低速から力があります。オイル管理にさえ気をつけていれば、そうそう壊れないでしょう。低燃費で、あまり燃料入らないにも関わらずかなりの距離を走りました。整備もしやすいです。原付きにしては大きくて所有感がありますね。跨って乗るのと17インチのタイヤの恩恵で、スクーターより安定感があるしお洒落だと思います。

不満な点

2ストにしてはスピードが出なくて車の流れに乗れません。そのくせ4ストより燃費は不利だしオイル消費するので、原付きの中ではコスパはイマイチです。スクーターの方が便利で速いです。始動方式はキックスタートのみです。ボロい中古にも関わらず知識も技術もなく整備が不十分だったせいもありますがなかなかエンジンがかからず、バイトに遅れそうになり汗だくになってキックしてた思い出があります。
乗り心地が悪いです。タンクキャップはねじ込むだけのもので鍵がついていません。

これから購入する人へのアドバイス

私が乗っていたものはかなり古いモデルですから、あえておすすめはしないです。4stのものならまだいいと思います。

総合評価: 3
燃費:一般道:38.0km/L  高速道:0.0km/L
投稿者:かっちゃん
投稿日:2016-07-13 22:38:35